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ココナラ5ヶ月続けてみての考察。良かった点、反省点など。

2019.10.22 02:18

ココナラで「イラストを描きます」という出品サービスを始めて5ヶ月になる。



【はじめたきっかけ】

私はここ数年働かずに主婦として2人の子供の育児をしてきたが、この子達が就学したらまた働こうと考えている。


それまで数年あるので、在宅でできるイラストの仕事にチャレンジしてみよう。数年やって、芽が出たら頑張ろう。全然ダメだったら何か近所で働こう。そんな気持ちと、元号が新しく変わってお祭りムードの世間の空気に背中を押されてココナラに登録した。


【まずは仕組みを理解する】

最初にしたこと。ココナラでの出品のコツや、使ってみた感想などをネットで検索して、情報を集める。


①オススメランキングが超大事。

②はじめは安い価格設定で。


だいたいどこもこのような内容を載せている。


①のオススメランキングは本当に本当に本当に重要で、上の順位にいるほどアクセスが多くなるので購入者の目に留まるチャンスが多く、逆に下の方になってしまうとどんなに画力があっても見つけてすらもらえない。


オススメ順位を決める要素は非公開で、プロフィール&サービス説明の充実度、販売実績、購入者の評価、本人確認を済ませていることなどが影響しているらしいが、ココナラを5ヶ月やってきた感想として、オススメ順位が上下する条件、タイミングは、以下だと感じた。


・販売価格が高いと上がりやすい

・売上が反映されると上がる

・受付中人数が増えると下がる

・トークルームの返信が一定期間あくと下がる

   (返信したタイミングで下がる)

・登録して数ヶ月は上がりやすい

・謎の力でなぜか上下するときがある

・キャンセルがあると一旦下がる

 (こちらに非がない場合はまた上げてもらえる)


※すべて私の主観です。正しい情報ではありません。


はっきり言って、トップ画像がオシャレな新規イラストレーターさんのサービスは売れてなくても上位になっていたりする。いいなぁズルいなぁと妬ましくなったりもするのだが、自分も開始2ヶ月あたりまでは実力以上に上のランクに居座らせて頂いた実感があるのでまぁしょうがないと思う。


ちなみに、最近はトークルームの返信期間が空いても順位が下がりにくくなった気がする。

一回ドカンと上位にいけば受注がなくても下がりにくくなった。売れたら下がる。納品したら上がる。


一つ確実に言えるのは、

①たくさん枠数を設けて受注をたくさん受けて順番に納品していくスタイル

②枠数は少なめにしてその時の受注をこなしていくスタイル

上位にいけるのは②だ。



【開始当初のタクティクス】

無駄に横文字を使ってみたかった魂胆が透けて見えるが、サービス開始当初は「本気で」あれこれ試行錯誤した。


●カテゴリーはアイコンにした。

 ココナラのイラスト系のカテゴリーはイラスト全般、似顔絵、漫画、ラインスタンプ等いろいろあるのだが、おそらく1番激戦区(出品数が多い)のアイコンを選んだ。

理由は、シンプルなイラストが多く単価も低めのカテゴリーなので、一番敷居が低く感じられたからだ。多分そういう人も多いのだろう。


●最低価格1000円から始めた。

 1000円も払ってくれる人なんかいるのか?と思っていたが、こういうクラウドソーシング界隈では、お金を払う前提でみなさん見に来てくれる。なので1000円=安いという感覚がお客さん側にある。ちょっとカルチャーショックだった。


●水彩塗りをアピールしたトップ画像にした。

今でこそ私の絵柄は水彩ブラシ様々になっているのだが、開始当初は特に塗りのスタイルは決めていなかった。しかし、オススメランク上位が今風のゲームような美麗な塗り方のサービスが多く、その中で目立つならアナログっぽさを出した水彩、そして青系が良いのではないかと思い、中性的な女の子を描いて背景を水色にした。

当時は笑顔でかわいい女の子のトップ画像が多かったので、敢えてツンとした表情で男の子にも見えそうな感じを意識して描いた。


たぶん、これは功を奏したように思う。


●サンプル画像をたくさん載せた。

これまでに描いてきたオリジナルの絵をできるだけ多くサンプルに載せた。反響がいいのはオリキャラのセリちゃん。


彼女がトップのときが一番満遍なく売れる気がする。

一方で、男の子をサンプルトップにすると、9割が男性イラストの依頼になる。


これも私の主観だが、アイコンカテゴリーは男性ターゲット(男性のイラスト)の出品サービスが少ないように思う。購入側の男女比率はそんなに変わらないと思うので、男性にひっかかるサンプル画像にするのは有効的だと感じる。

しかし、華のあるかわいい女の子イラストにした方がお気に入り数が伸びるという諸刃の剣。


他には、チュートリアル漫画を描いたり、sample文字を入れない制作実績(そのかわり画像が小さい)を載せたり、他の人がやってない事をサンプルに載せるようにした。



●最初のお客さんはTwitterから。

 昔からTwitterにイラストを描いては上げていたので、懇意に思ってくださる方が何名か購入してくれた。また、おそらく新人さんを検索しては依頼をとばしてくれる奇特な方が一部いらっしゃるらしく、そういった方にも購入してもらえた。

それ以外では、ココナラの検索から来てくださる方はたぶんいなかったのではないか。



【開始1ヶ月】

1週間に1件売れたらいい方かなというペースで依頼が届く。いつも児童センターにいるときに売れていたので、無駄に児童センターに遊びに行ったりもした。依頼がきたときはドキドキして毎回吐きそうだった。



【TVCMが放映される】

それから間もなく、ココナラの購入者を増やす目的のCMが放送された。大好きなお笑い芸人和牛が起用されていたので、トップページを見るたびに和牛を見ることができてとても幸せだった。

ちなみに水田派です。


CM放映からしばらくして、購入者がどっと増えた。ネットの時代とはいうけれどTVの影響力は今も偉大である。全国放送でタレント起用、スポット本数も多いので恐ろしいほどの広告費がかかっているのだろう。


どれくらいどっと増えたかというと、初めて「満枠」になった。満枠になった上に「これ描けますか?」というDMも増えた。

枠数を最大で15枠まで増やしたが、満枠状態は続き、一つ枠が空けば5分後に次の注文でうまってしまうといった感じだった。「注文してもキャンセルになるんですけど」というクレームもあった。

(ちなみに完全にその時だけのボーナスタイムでした。今はまったりです。)


この頃は、子供達の昼寝中にイラストを描いていたが、うまく2人とも寝てくれない時も多く、昼だけではさばけなくなった。



【育児との両立。深夜スタイルに】

試しに深夜に起きて作業してみたら物凄く捗ったので、それからは子供を早く寝かしつけて自分も一旦寝て、深夜スッキリした頭で作業をして、その日の分が終わったら再び寝る、というスタイルになった。

ココナラをしていなかった頃も、深夜までソシャゲをしたりドラマを観たりしていたので健康状態もさほど変化ない。

何より、自分一人で好きな事をできる時間が「わりと確実に」確保できたっていうのが最高に嬉しかった。

流石に毎日やってたら体を壊すので、1日の睡眠時間は合計6時間は確保し、作業を休む日も定期的に決めている。


しかしながら、子供たちが夜中に起きて、隣に私がいないので泣かれたりする。長女にいたっては声を上げずにすすり泣いている事もあるので、かなり心が痛い。ので、夜中しっかり寝てくれるように日中しっかり遊んでやる(のが理想だけど、できてないかもしれない、、)



【3ヶ月目くらい】

こうして完全に自分の生活スタイルの中にイラストを描く時間が組み込まれ、家で育児をしながら私お金を稼いでいるわ!という意識がものすごく生きるモチベーションをアップさせた。

とても出不精なので、外で働くとなったら、

化粧をする時間、あーあと何時間で仕事だぁぁと鬱になる時間、ストッキング等の消耗品への出費、移動時間、予め家事を済ませておく段取りを考える労力、その他いろんなことが無駄だなぁと思っていたので、在宅で家計を助けることができれば心強い。もっとも、家計の足しにするには全然まだまだなのだが。


しかし、1件1件頑張って納品を重ねていくと、販売実績が100件になった。3ヶ月経つ前に突破したので、「3ヶ月で100件以上販売しました」という称号を披露できるようになった。

これもかなり大きい。数字の実績はイヤになるくらい役に立つ。

ランクもプラチナランクになったが、これは多分購入者よりも出品者側だけが気にするものだと思っているので、ランクをアピールすることはやめた。



【評価について】

また、購入者からの評価で初めて☆4を頂いた。

ココナラでの購入者評価は☆5をつけるのが当たり前化していて、評価の意味をあまり成していない気がする。本当のところはわからないが☆4だって、高評価のつもりでつけて頂いたのだと私は勝手に思っている。

これを低評価だと捉えて卑屈に返信されている方もよく見かけるが、☆5未満のの評価の返信文こそ、最高の宣伝文句なので、誠実に返信するべきだと思う。


私が購入者なら☆5未満ののレビューは必ずチェックしたい。それに付随する出品者の返信でその方の人柄をみて判断材料にする。

☆5以外のを貰ったらチャンスと考えるぐらいの図太さがあれば世界はちょっと平和になると思う。


でもまあ☆5がやっぱり一番嬉しいし、感想を頂けることが至高の瞬間なのだが。


【値上げする】

4ヶ月目に出品価格を1000円から2000円に値上げした。

売れなくなるんじゃないかとかなり躊躇したのだが、値上げに踏み切るにあたって一番キモになったのは「1000円のサービスがオススメ順位で不利になっている(気がする)」ということ。

8月頃に強くそう感じた。いつもトップ常連に来てた低価格の出品者さんの順位が低くなっている。

反対に3000円以上のサービスが頻繁に上位にくるようになっている。


あくまで気がするだけの話だが。しかし、最近ココナラ運営は一部のカテゴリーの最低出品価格を引き上げた。全体的に出品価格を高くしたいので、高いサービスを優遇する。こんな流れになっている(気がする)。


1000円のままじゃ売れない、しかし値上げしても売れないんじゃないだろうか。リピーターさんにも悪いし、私のようなレベルの絵で値上げして良いのだろうか。ものすごく葛藤した。


そんな中、とあるブログに「値上げはした方がいい」という主旨の記事を見つけて感銘を受けたのであっさり値上げすることに決めた。

背中を押されればわりとチョロい人間なのである。


1500円にするか2000円にするか。ここはさほど悩まず2000円に。安さ重視で検索する人は1000円でサーチをかけるはずなので、1500円も2000円も一緒だと感じたからだ。


こうして9月から値上げをした結果、

依頼数は減った(というかTVCM効果が落ち着いたからではないかと思う)が、売上は伸びた。

なぜかというと、大きめの依頼を任せて頂ける事が増えたからだ。これは意外だった。

そして、事前のDM相談が増えた。


【小物は無料にした】

値上げするにあたって、『手に持てる小物はいくつでも無料』というウリをつけた。

あまり大々的に載せるとやたら小物のオーダーが増えるきらいがあるので、トップなどには載せていない。


この特典は、プロのイラストレーターからすると「またまた愚行を、、」と言われてしまいそうなのだが、他のサービスとの差別化、料金体系の簡素化、DM見積もりの手間を省く狙いがある。


そして、過去に描いたものと同じようなイラストが出来上がってしまう事もちょくちょく出てきたので、気軽に小物を頼んで個性を出してほしい、あと画力向上に繋げたいというポジティブな理由も一応ある。


【おわりに】

そんな感じでわりと真面目に?戦略を考えながら活動をしている。

右手が動く限りはずっと絵を描いていたい。

この世界に自分のイラストを使っている人が存在している事が嬉しくてたまらない。

イラストレーターと名乗るのは未だに恐れ多くてできないのだが、いつか名乗りたい。

販売実績1000件いってみたい。

夢はいろいろあるのだが、とりあえず3年は続けたい。