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落語家・柳亭市寿 WEB

白猫

2019.10.20 13:20

19日はわらびワンコイン寄席 


ご一緒したのは、、、

翁家和助師匠 (演芸の代名詞のような太神楽の師匠)

桂やまと師匠(つづみの名取もお持ちの落語家の師匠)

恩田えり師匠(寿伴の出囃子「三下り寿」の編曲と演奏をしてくれたお囃子の師匠)



寄席の鳴り物スペシャリスト達との共演でございました!

寄席ばやし講座のコーナーで私は太鼓を演奏、落語も楽しく出来ました。


楽屋入り前、早めに到着したので公園を散歩。珍しい白猫が居て追っかけ回す。



翌日20日は黒門亭の番頭としてお手伝い。


かゑる兄に手取り足取り教えて頂きました。

二部に出演の柳家あお馬兄さん

前座の頃は坊主の兄さんでしたが、髪型に色気が出ていて格好良く感じました。


話は変わりますが、落語の演題ってわりとアバウトな名付けられ方をします。

時を誤魔化す蕎麦屋の噺だから「時そば」。

饅頭が怖いと言ってひと騒動起きる「饅頭怖い」。


ある意味、安直な付け方。


なぜかというと、落語の演題は芸人がネタ帳を通じて共有出来れば良いので、映画や小説のように突飛な演題を付ける必要もなかったのです。つまり客向けの呼称ではないのです。


今度、25日の勉強会では「干物箱」というネタに挑戦するのですが、このネタ、干物箱という台詞は出てくるのですが、演題にするほどの使われ方ではありません。「関係あるのかよ!」と突っ込みたくなります。しかし、干物箱というと、芸人はどんな噺か分かるのです。


どんな噺か、是非聴きにきてみてください!

ちなみに、使われ方としては、今回のブログのタイトルのような「白猫」的な使われ方ですよ♪