やまとごころ

やまとごころ に

こころ震える

なんてたおやかな言葉だろう

なんてうれしい言葉だろう

もっとも素朴で

もっとも崇高

もっとも無邪気で

もっとも智的

無垢な幼子のようで

老成した賢者のよう

そんな感触

「日本」

「日本人」

という国の名の

奥に流るる

やまとごころは

万物を統べ

万人と通ず

健やかでまっさらな

「ひと」のこころと感じて。