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食のほそみち

44 大槌だんご

2019.10.21 05:55

 大槌町に行ったら、早いうちに「大槌だんご」を買っておかなくてはなりません。なにせ町内のみの販売で午前中には売り切れてしまう、お年寄りから子供にも愛されている大槌の隠れ名物ですから。

 見た目は平べったい軟式野球ボール。洗いたての肌のごとくつるぴかとした手触りで、中にはたっぷりの粒あんが詰まっています。甘さ控えめで小豆そのものを食べているような堅めのあんこに、米粉入りの皮はモチモチしつつもサクッとした歯切れ。元々は仏前へのお供え物だったそうで「これでも昔より小さく作ってる」と話すのは、この町で40年、大槌だんごを作ってきた小石商店の小石智恵子さん。大槌の人たちが「この店のが一番美味しい」と口をそろえる名人です。

 だんご作りは朝5時から。お彼岸やお盆は大忙しですが「作るのが嫌になったことはないねぇ」と智恵子さん。新しい中心街の通りに立つお店には評判のお餅や惣菜も勢ぞろいで、これも楽しみです。

■小石商店 大槌町上町13‐27 電話0193(42)3081 ※大槌だんごは、町内のショッピングセンター・マスト等でも販売 ※食のほそみち 第44回 マ・シェリ1091号(2018年09月12日)掲載