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食のほそみち

47 北龍のニラレバ

2019.10.21 05:58

 ニラレバって、お好きですか?

 正直いうと私は苦手でした。なのに今じゃ「ニラレバ」と聞くだけでお腹が鳴ってしまう人種に。それもこれも、北龍のニラレバに出合ったからなのです。

 IGR巣子駅にほど近い滝沢市葉の木沢山の道すじ。素っ気ない店構えながら、北龍はこの地で25年も愛されてきた中華食堂です。店主の中田功さんはホテルの厨房で磨いた腕前で、ラーメン、チャーハン、ギョーザ等々定番の中華をつくりますが、ニラレバは少々個性的。理由は鶏レバーを使っているためで「豚レバみたいなモサモサがないから」と中田さん。強火で炒めてもなお主張するレバのプリプリ感とシャキシャキのニラやモヤシなどの野菜がともに濃厚な醤油ダレをまとい、いやはや白飯が止まりません。

 「小さかった子が大人になって自分の子どもを連れてくるんだ」と話し、俺も年取ったなと笑う中田さん。変わらぬ味と店主の人柄が、常連を増やしています。

■北龍 滝沢市滝沢字葉の木沢山553‐3 電話019(688)6375 ※食のほそみち 第47回 マ・シェリ1101号(2018年12月28日)掲載