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社内でのあなた価値と市場価値の違いから考える本当のあなたの価値

2022.02.07 12:39

この仕事は本当に意味があるのかな?

頑張ってもあまり褒めてもらえないな。


いつもなにげなくやっている仕事。

あなたの仕事には「価値」がついてきます。


同じ内容の仕事をしていても実績は人によって異なってきて

そこで差がつきます。


転職では「この仕事をこのようにやっていた」ではなく

「この仕事でこれだけの結果をこのようにして出した」で

初めて評価をしてもらえます。


今現在、所属をしている会社でお給料などの条件面で納得ができていない場合は

「市場価値」は希望と現実の比較をする上での大きな指標になります。


インターネットである程度調べることは出来ますが

転職サービスを活用することで募集求人ごとに詳細に知ることが出来るのが

職業や経験、習得したスキルから判断が出来る

あなたの転職市場価値です。

どれだけの仕事をどれだけの条件で任せられる可能性があるか?という価値です。


もちろん、時期やタイミングで上下はします。

今で言う最新の仕事が、将来は過去のスキルになってしまい同様の価値を維持しているとは限りません。

過去の最新スキルも同じで、今使えないと将来使える見込みがないと価値としては下がります。

だからこそ新しいことを学んで習得していく努力は常に大切なんです。


シンプルに他の会社で同じ仕事をして同じ結果を出したら~

という見方ができるので

どの部分を軸にするかにもよりますが、今の環境での立ち位置が適正なものなのかがわかります。


希少なスキルや著しい実績を持っている場合は

市場価値も跳ね上がって引手あまたになりますが

なかなかその領域に進むことは難しいです。


営業職、事務職など母数が多い職種では

同じ仕事でもやり方が会社ごとに異なり

取り扱う商材によって手法すらも変わってきます。


ですので、大枠だけでは判断が難しいとも言えます。


では、どんな時に意識するのかという話になりますが


頑張り(実績)に対して評価・報酬がしっかりと返ってこなかった時です。


新しいアイデアを企画して制度を構築したり

大きな改善をしたり、大きな商談をまとめたり~

そういった

仕事での実績がキャリアとしての市場価値を上げます。


そういった仕事ができる人に来てほしいという会社は

良い条件でも採用したいと考えるからです。


それに対して、今所属をしている組織で

「頑張った!偉い」の言葉があったうえで

印象は良くなり、どんどん仕事を任せられて

蓋をあけてみたら昇給・賞与は他の人と一律~

なんてことがあったら

社内での利用価値だけが上がっている状態で

「報酬」から見る価値で考えると頑張った結果として返ってきていません。


その結果として市場価値と社内での利用価値の差が広がってしまいます。


なんでこんなに頑張ってるのに・・・と

現状が悲観的に見えてきてしまうのはこのタイミングです。

社内の適正な評価制度に対して疑問を持っている状態とも言えます。

会社の掲げる方針とも頑張るべき仕事の目線があっていてるとしたら、尚更そう思ってしまうでしょう。


全部の会社が置かれている状況では同じではなく

実際に働いていく中で個人と会社との間にもそのような価値観の相違が生じてるからこそ

違いがあってこそ転職市場も成立し

自分の出来る仕事が持っている本来の価値により近い環境を選んでいけるとも言えます。


ただ、「もっと自分は出来る!」といっても根拠となる実績の部分が欠けてしまっていると

気持ちだけでは採用する側も判断ができない場合が多いです。


若手のポテンシャル採用などはその部分が大切になることも多いですが、求める側がいてその土俵に立てる条件を満たして初めて成立します。

その条件が募集要項であって、条件を満たして受けたオファーの内容がその会社からのあなたの価値です。その時点で初めて外での評価がわかると言えるので実際に選考を受けてみないとわからないとも言えます。


市場価値は相場であって選考でより具体的な評価を知れると考えると

自分が今何をやっていて、何が「出来て」どのようになりたいかを図にすることで

比較するための情報として就職活動の武器を作れます。


しかし、これもあくまで一つの材料であって

広い部分だと人間関係かどの職場環境、物理的な通勤時間やリモートワーク可能かどうかなどの働き方、裁量権の自由度や活用できる予算の上限など

そういった部分も重要になっていきますよね。


自由で一から仕事ができる環境か?ガチガチに決まったフローを徹底して守る環境か?

同じ条件だとしても社風やルール次第でやりやすさは人によって異なります。


両方とも経験をしているから出来る判断や湧いてくるアイデアもありますが

そういった数字に換算ができない部分は実際に見たり聞いたりする必要があって

そのバランスも長く働くためには大切です。


どんどん実績のレベルを上げていって階段のように環境を新しくしていく人もいれば

同じ環境の中での階段を進んでいく人もいて

正解がないのがキャリアです。


オススメは出来ても押し付けることが出来ないのもキャリアです。


ただ、やっぱり自分の仕事が評価をされて報酬を得るので

その内容が良いほうがいいですよね。


気持ちや情だけだと、自分を見失ってしまって方向性がわからなくなっていまうこともありますが

数字として見える部分は意外と正直です。


社内と社外のギャップが高すぎても低すぎてもなんらかの反動はきます。


均衡がとれている状態はとても情報精度が高く

実態の伴った動きがあって成り立っている環境です。


ですから、情報収集のためにアンテナを広げたり実際に行動を起こして足を動かすことも大切なんです。具体的な外での価値を知りたい場合は特にです。


不満を抱えやすい部分ではありますが

まずは具体的な市場価値を知るために転職活動をしてみることで

会社からの評価が本来どうなのかを

悩むべきか?恵まれているのか?を判断してみても良いかもしれません。