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㉒世界のN先生

2019.10.22 05:23

世界のN先生


私と夫がつけたN先生の呼び名です😁



8月23日


N先生に初めて診てもらう日です😊



私はその日まで、


ずっとバニシングツインの事を

気にしていました😭😭





バニシングツインとは?



双胎妊娠では、


妊娠がなんの問題もなく継続されれば、

双子のまま出産となります。


しかし、妊娠初期に


どちらか一方の赤ちゃんが消えてなくなってしまうことがあるのです。


この現象を

「バニシングツイン」と言います。



「バニシングツイン」は、


簡単に言いかえれば、


ふたりの赤ちゃんのうちのひとりを流産してしまっている状態です。



医学的には「双胎一児死亡」といわれます。





(ネットより引用)





大学病院の待ち時間は、


今までの経験上、早くて1時間。


長いと2時間以上です😥😥😥



受付番号がモニターに表示されますが、


それぞれが主治医の先生に診てもらう為、



早い番号でも、いつまで経っても呼ばれない事もあります😫



私はいつも、出来るだけ何も考えないように、


ボーと椅子に座っていました😅



まだまだだろうな…と待っていると、


直ぐに私の番号が呼ばれました( ゚д゚ )



部屋番号をもう一度確認して、



どうか二人とも無事でありますように…


と診察室のドアを開けました。




トントン…




先生

「どうぞー!!」




「宜しくお願いします。」


と言いながらドアを開け、



私は先生の顔を見てから、


一歩下がって、ドアに書いてある



診察室番号を確認しました。





あれ?!



思ったより若い!!



偉そうな先生じゃない。




優しい雰囲気を持った

50歳ぐらいの男性医師が


椅子に座っていました。




部屋間違えたかも…( ゚д゚ )


(心の中)




ちょっともう一回確認しよう…



かなり失礼な事を言っていますが、



それが、N先生に対する第一印象でした。




先生

「久美子さんですよね。


 あってますよ。


 双子を妊娠してるんですよね。」苦笑



「N先生ですか?


 あっすみません。


 私、部屋を間違えたかと思いまして。」




先生

「私がNです。


 宜しくお願いしますね。


 取り敢えず、診てみましょう!!」




先生の優しい雰囲気のせいか、


いつものドキドキはなく、


落ち着いて診察台に乗れました😉




先生

「お!

 大丈夫ですよ。


 二人とも元気です。


 ここ、動いているのが心臓です。」




N先生ですが、


エコーによる検診がとても早くて正確です。



あの限られた時間で、


胎児に異常がないか何ヶ所も


しかも二人分診ているのは神業です。





先生

「次回は4週後ですね!


 久美子さん、


 色々心配もあるだろうし、


 私も今、患者さんが少ないから、


 今後も私が診ますね!」




「はい…


 宜しくお願いします。


 先生、私、双子の妊娠が初めてで、


 色々不安なんですが、


 何か気をつける事はありますか?」




先生

「特にありませんよ。


 もちろん、双子ならではのリスクは

 あります。


 でも、基本的には、


 どの妊婦さんも同じです。



 私もしっかり診ていくので、


 気にしすぎない方がいいですよ😉」



このN先生。


とにかく丁寧で優しい🥰🥰



一緒に働いている助産師や研修医にも丁寧。


あとね、その人達がみんな楽しそうなの😊




働いている人達全員に敬意をもって接しているのがよく分かります。



私も毎月先生にお会い出来るのが

楽しみでした。



前にお世話になったO先生に会えない


寂しさのようなものはありましたが、


N先生が診て下さる事は、


とても心強かったです😊😊😊