苦手なものはまとめて覚えなさいって言われたからプリント作った話
「苦手なものは、まとめて覚えなさい」
その昔、暗記に苦しむ僕に、塾の先生がかけてくれた言葉です。
「苦手なものをまとめたら、超苦手になっちゃうじゃん」と、本気にしませんでした。素直じゃないですね。駄目ですね。
こんにちは、そのせいか今でもすこぶる暗記が苦手な勉強犬です。
当時は疑ってしまいましたが、情報をグループとしてまとめて覚えるのは、本当に記憶するには効果的なんです。
専門用語を使えば、その情報のまとまりのことを「チャンク」と言います。
心理学者のミラーさんは言いました。人間が一度に覚えられる「チャンク」は7±2つぐらい。これをマジカルナンバー7といいますが、この名前も洒落てますよね。
でも、でもね、複数のチャンクを更に大きいまとまりとして捉えることで、記憶する量を増やすことができるんです。これを「チャンキング」と言うみたい。ええ、ええ、専門用語ちょっと言ってみたかっただけです。
要は、「情報のまとまり」を活用することで、記憶しやすくできるっていうのは事実なんですね。
「苦手なものはまとめて覚えなさい」
結局、そっちのほうが楽に理解・暗記できるよってことなんですね。先生、今更ごめんなさい。
というわけで、そんな苦い経験を参考にして作ったプリントがあります。
その名も「歴史用語クエスト」。
例えば、こんな風に中学歴史に出てくる法律をまとめてあります。あ、これは問題で、線を引いて答えていくわけですね。
ちなみに、解答はこちら。横に見てください。
このシリーズいくつかあって、例えば「文化編」もあります。
これも答え載せておきましょうね。横に見てくださいね。
こんな風に、ちょっと覚えにくいと感じるものは、まとめて串刺すように覚える。
まぁ、一つの方法論として、参考になれば幸いです。
あ、このプリント、「戦争と条約編」とか「著書と著者編」もあるので、そのうちBASEにあげるかもしれません。というか、自分で簡単に作ることもできますね(笑)
いつかの先生、ありがとう。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
これも生徒の「武家諸法度やら公事方御定書とかよくわからん」という声から生まれました。