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モータースLIVE

須藤ジム

2019.11.16 15:00

おはようございます。

これからお休みになる方も、そしてお目覚めの方も、おはようございます。

通勤・通学中に満員電車に揺られている方も、昼休みの方も、

トイレの個室にこもって気張っている方も、半身浴の方も、

サイトをブックマークして更新を楽しみにしてるお笑いファンの方も、

早朝から出勤してるのにお茶を引きっぱなしで、たまに新規で呼ばれていってもドア開けた瞬間に客から「チェンジ!」って言われて追い返されて、死んだ目で待機所でスマホを握りしめてるデリ嬢の方も。

おはようございます、タイタン預かりの須藤ジムと申します。

いつか指名取れたらいいですね。

先述の通り、僕はタイタンに“預か”られています。

いや、そもそも「タイタンって何?」って人も多いですよね。

タイタンというのは芸能事務所です。

所属のタレント辻仁成が作詞・作曲を担当した『サンシャインデイズ』を社歌にしている会社と聞けば、ピンと来る方も多いかもしれませんね。

そんなタイタンに僕は“預か“られているのです。

“所属”ではありません。“預かり”なのです。

あまり聞きなじみのない言葉じゃないでしょうか、預かり。

人間は生まれてから様々な環境に“所属”して、そして死んでいきます。

学校や会社やチームやグループやコンビやバンドや宗教や政党、そして家族という共同体に所属します。

でも僕はタイタンの“預かり”なのです。

“預かる”と聞いて真っ先に思い浮かんだのは、銀行の口座やレジでのお会計などです。

あとは美容院で上着を預けたり、ホテルで受付に鍵を預けたり・・・

他にも、知り合いにペットを預けたり、幼稚園に子供を預けることもありますね。

これらに共通しているのは、預けられる対象はそれを預ける人間にとって、大切な守るべき存在だという事です。

お金や衣類や貴重品は盗難の恐れがありますし、ペットや子供は放っておくと心配だから預けるのです。

でも、僕は誰かに預けられたわけではありません。

うーん。

そんな事を考えながらしばらく半身浴をしていたら、

僕はひとつだけこの状況に似ているなーというシチュエーションを思いつきました。

誘拐です。

別に親御さんは誘拐犯に子供を預けたわけではありません。

にも関わらず犯人は電話で

「子供を“預かった”」というのです。

いや、本当は言わないのかもしれないけど。そこはせっかくだから言って欲しい。

結婚の時の

「お前にお父さんと呼ばれる筋合いはない!」

ぐらい言って欲しい。

預けた人間がいないのに、預かられているこの状況。

これから仕事をたくさんゲットして、タイタンが要求する身代金を稼げるようになった時、

僕は“預かり”から“所属”になるのかもしれません。

そしてもしもタイタンが期待する成果を上げられなかった場合は、事務所のドアを開けた瞬間にマネージャーから「チェンジ!」と言われてしまうのかもしれません・・・

それではベッドに指名した嬢を待たせてるので、そろそろお風呂上がりますー☆