まずは、会って、話そうや。
私には、長女、長男、次男の3人のこどもがいます。
私は山梨、妻は北海道ですから、いなべ市に、いや、三重県内に親戚など一切ありません。仕事がずっと雑誌の取材や編集でしたから、昼夜ない生活。そして家には全くいない。
よく、妻はいろいろなことを工面して3人のこどもを育ててくださったと、心より感謝しています。妻はすごい人です。それに、私のような人間の妻でもあるのですから。
しかし、遺伝子と言うものは恐ろしいもので、息子たちは、私と同じく演劇の世界へ。次男にいたっては、私が学生時代にバレーボールをやっていたことも知らないのに、急にバレーボールがやりたいと言い出し、小学校6年生から大安ビートルに入りました。あの西田君の後輩になるんですよ・・・・。と少し自慢です。
長女は、高校時代に不登校になり、それでも、高校を転校し、2年だぶって何とか自ら頑張って公立の短大に入ったのですが・・・やはり、途中で行けず、いまでも足踏み状態。しかし、私たち夫婦は決めております。「信じて、待とう」と。高校時代からそうしてきました。
私もいろいろ迷い、ずっと歩いてきましたから。
↑上の写真は初夏に桐林館でやったトークライブの写真。「ひととき」の服部真由美さんから楽読スクールについてのお話しをお聞きしました。
「とりあえず、会って、話そう」。
これ、私の昔からの口癖です。学生時代の後輩や仕事仲間ともそうしてきました。
自分のこどもたちにも同じです。何か課題が発生したら、まず、じっくり聴き、話す。
世の中いろんな噂が飛び交うでしょ。私はあまり信じないんです。取材するライターですから。世の中すごくいい加減です。おもしろければいいなんて人もいますし、悪意ある場合も多い。
特に、議員なんかやっとればなおさら。
男の嫉妬っうのも実に怖いもの。自分の信用を売ってから自分が有利な立場になるために、あることないこと言う奴もいます。世の中すごく上手な商売人みたいなのがいます。そういう方が最も怖い。気を抜けば、すっと、もっていかれます。
でもね、思うのね。人はすぐに、なんで信じるんだろう・・・って。
例えば、選挙で戦うでしょ。その時に、すでに、「私は◎◎議員の味方!」になってしまうわけ。その立ち位置だけで、他の議員は敵に見えたりする。
それは変だよね。自分が応援した議員がしっかり働いているか否かを間近でチェックするのが支援者の責任でもあるわけでしょ。
私は支援者さんにも言います。「私を見ていてください。あかんならどんどん言ってください」と。
というか、まず、会って、話して、確かめなさい。その人のことを全く知らないのに、親しい人が言ってたからとはいえ、鵜呑みにするの危険です。
↑上の写真は、いなべ市で行った東海・北陸の有志議員による勉強会。
研修って旅行じゃないの?昔のあかん議員さんらが、そんな研修をやってくれたもんで、今だにそう思っている方がいます。また、今でもいるようですが、研修なのに朝から道中、酒を飲む・・・。そんな議員は辞めてほしいですね。
でも、研修ってすごく勉強になります。
いなべ市の職員と話すとたまにこんな話が出ます。
「篠原さんね、いなべでも、旧大安町、北勢町、員弁町、藤原町でも、行政運営の仕方や考え方が違ったから、合併当初、いや、今でも折衷が難しい部分があるんです」
つまり、それが他の市町となれば、全然違う。とられている施策や事業、その背景にある趣旨も全く違ったりします。だから、他の市町であるテーマのなか、視察をする意義が大いにあるし、また、議員同士の交流も大変有意義なのです。
ですが、研修中に寝ていたり、全く聴いていなかったら話になりませんがね。
それは、議場での他の議員の一般質問や質疑なども同じく・・・・。そのあたりを市民は厳しくチェックしてください。
「まず、会って、話す」です。自分の常識は、常に非常識の可能性もある!
でも、議員になってからの2年間を振り返り、まだまだ、市内の方々との出会いが足りてない。
余所者なので、自分から行くしかないのですが、やはり、まだまだ不安や恐れがある。コミュ力を上げていかないといけない。不安や恐怖みたいな感情を取り払わねばいけない。ここからの大きな課題です。
あとは、折角のライター。こうして、書いて発信することです。これをルーティンにしないと。いつも反省しているのですがね。
さあ、みなさま、まずは、会って、お話ししましょう!!