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癒し系卒業宣言

2019.10.23 11:52


見た目や雰囲気がふわふわしていて、一見おっとりしてるからとか、優しいからとか、癒し系と呼ばれることがとても多かった。


誰かが辛い時、楽になってくれるならいいなと思って、心理学の知識や現実的な対応策や文化的なネタを引き出して対応してきたけれど、それをもうやめることにする。


繊細な自分を理解して、自分のことを励まして、自分のことを守って、自分のことを認めて、凄い能力で支えて、などなどの要求が負担だと自覚したのだ。あるいは、あなたのために〇〇してとか。


メサイヤコンプレックスなのか、いい人ぶりたいのか、自信がないから他人に認められるための価値提供としてそういうキャラ作りをしているのかと、考えてきたけれど、どうもそういうことでもない。単純にそう思い込まれ易くて、対応していただけなのだ。


正直なところ、その時 素直に寄り添いたいとか、伝えたい言葉がある時は自然にそうする。

だけど、その人自身で認めなければいけない自分の事とか、自分自身をご機嫌にすることとか、自分が自分の戦いの道を鼓舞しながら歩むこととか、その人の仕事の支えになるとか、運命とか魔法みたいな何かは、その人自身がやるべきことなのだ。君がいたからとか、君に〇〇してほしいとか、甘えたいとか、要求されるのは何かが違うと思う。


たくさんの試行錯誤を自分自身でして、失敗や傷つき、苦しみを自分で消化して、学んで喜びを自力で得て、誰かのせいにするのではなく、全ては自分のことなのだとニュートラルに自分を生きられる人がいいと思う。


私は期待されることが多くて、その人の理想の私になってその人に価値を与えることを求められることが多かった。でもそれは自分のやりたいことや、在りたい姿や、心地よい時間ではない。


だから本当の意味で自立した人が好きなのだと思う。癒し系卒業宣言。私に何も期待するな。私に何かを求めるな。私は私で生き、私が素直に一緒にいたい人達と過ごそうと思う。

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