【Berry①】ベリー売りになる方法

現在公開中のものでも触れていますが、改稿にあたって設定を見直したりもしたので、ここでまとめてみます。

まず、ラズたちの暮らすドラゴンメイドという国の決まり上、ベリー売りになる為の資格は基本的に必要ありません。誰でもすぐにベリー売りになることができます。

しかし、ベリーの全てをいきなり商品として取り扱えるわけではなく、ベリー法により取り扱いに規制がかかるベリーもあります。

規制のかかったベリーを販売するためには、国の運営するドラゴンメイドベリー協会が主催する「ドラゴンメイド国家公認ベリー売り」という試験を受けなくてはなりません。

試験に合格して免許を取得した後は、活動実態や、免許の更新、ベリー売りとしての品性によって、級があがっていき、取り扱えるベリーの種類も増えていきます。

原則として、規制のかかったベリーを購入する人は、相応しい級の公認ベリー売りから買わなければなりませんが、罰則があるわけではなく、悪用しなければ黙認されてしまっているのが現状です。

しかし、正しい知識のないベリー売りから買ったがために、ベリーの使用を誤ってしまい、健康被害を受けたり、時には命を落としてしまう国民も現れているため、購入者への規制の有無についても日々議論されているようです。

ラズの家系は代々ベリー売りをしてきましたが、「公認ベリー売り」という免許を取得しているのは父親ローガン・ベリーの代からです。

兄のブラック、弟のクランもまたラズと同じく公認ベリー売りです。姉のグースは免許を取得していませんが、ベリーに関する知識はやはり長けており、同居している母方の祖母の教えのもと、トワイライト付近で採取したベリーをジャムや薬にしています。