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脳内自己肯定アップデート

2019.10.24 01:38

先日、ブログで書きました通り言い訳を自己肯定しているというお話の続き。


仕方ない、しょうがないとよく自分を慰めることってよくあると思うんですよ。

「このままじゃ!これじゃいけない!」

そんなことわかってる。みたいなね。

正直これくらいの事なら大した問題じゃなく気持ちで解決できるんですよ。

例えば

~朝寝坊した。でも前日に寝れなかった幾つかの不安要素を抱えていて睡眠1時間だから仕方ないと言い訳。~

全然仕方なくないけど(笑)

今回お話する論点は少し違います。


上記の例は悪いという事への認知がキチンと出来ている、その中で言い訳を考えたわけで正しいとは思ってないのです。

でも、その悪いという感情さえもかき消せる言い訳が存在している。


「睡眠時間1時間で寝坊したけど、1時間じゃ身体がだるいし仕事も出来ないから逆に良かったのかもしれない」

振り切った~~~~!!♪


言い訳を言い訳で更新する、自己ベスト記録を常に作る姿勢への努力!

この自己暗示が繰り返し行われる事で麻痺してしまうことがあるのが怖いのです。


「売れたくてバンド活動してます。」

「色んな人に聴いてもらいたいです。認めてもらいたいです。」

しかし、なかなか結果がでなく自分で自分を褒めたたえ始め

「頑張ってるし良い音楽作ってるからな。」と言い聞かせる。

しかし気づけば聴いてもらえる人にだけでいい、響く人にだけでいいに変わり、

売れる為にやっている訳じゃない、音楽続けてることに意味があるに自分のマインドを変えていく。

「目標設定の下方修正」

自らの目標設定を自らで下げ、負けを認めずに行ったこの自分擁護的思想が良くない。

誤解して欲しくないのですが、上記のような発言をしている人が間違っているのではなく、売れる為にやっていた。でも思うようにいかなかった。だから音楽と向き合って解散か存続かを考えて売れる為の音楽ではなく違う方向に進もう!!とかキチンとプロセスや物事に向き合ってさえいれば、何も悪いことなんてないのです。

要するに、うまくいかない、めんどくさいで物事から目をそらし自己肯定だヤッホーと脳内自己肯定アップデートしているのが良くないということ。


自分が24歳の時、アンセスターズという野球チームで怒号が飛び交うほどに怒られました。

理由は傷つきたくないという保身で怒られないように装ったから。当時の自分は怒られる理由はそっちにあると常に言い訳を探す旅に出てたんですよ。

傷つくのが怖ったんです。

だから臆病になってしまいました。

あの時は、すいませんでした。


簡単に強くなんてなれないけど、やっぱり人間は打たれて傷ついて強くなるもんだなと最近は思うのです。


まとめ

言い訳するな!なんて言いません。人間なんて言い訳の生き物。

ただ、体裁を気にして自分に嘘はつかないでほしいということを伝えたかったんです。

自分がそういう人間だからね。


だからさ

売れなくてもいいんです。かっこ悪くてもいいんです。

売れる為にやってます。でも売れないんです。

これでいいじゃんね!!

カッコよくなりたいけど、かっこよくないから都合よく、”芸術って”とか”音楽の在り方”ってみたいに不透明な言葉で濁したりする人と合うと

いいよ、素直に話してと思うことがある訳です。

カッコ悪い所をさらけ出してる方がよっぽどかっこいい。


最後に横須賀の大大大先輩から言われた言葉で終わります。

「形にとらわれたら全部終わり、中身がないのが直ぐバレる。やりたいことあればやってみればいい、それから考えろ。ただどんなに辛くてもそこから逃げるなよ」