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酒場BETTAKO

BETTAKO -其の136-

2019.10.24 02:41
焼酎と向き合う事27年。

BETTAKOの2代目店主として、芋焼酎などの

乙類焼酎と向き合い続けて19年。

もっともグレーゾーンなJAPANアルコール

甲類焼酎と向き合い17年…。

BETTAKOちゃんは、まだまだ駆け出しの

転校生ではありますがね、態々、電車で

ガタン♪ゴトン♪と揺られ、暖簾を潜られる

客人さん達に、感謝の二文字しか浮かばぬ店主。


自由気まま、自然流にやらせて頂いております。


昨夜の水曜日。

檜のカウンター上がり框の高座。


赤羽にお住まいの客人さん。

池袋ては長くやられてたんですか?


昭和56年からですから、36年の節目で、

一度、幕を下ろさせて頂きました。

古新に感謝しかありませんよ。


料理の諸先輩からも、客人さんからも、

そして蔵元さんからも、どうして?板橋?


常日頃から、そんなお声を頂戴しますが…。

店に立ってくれている嫁さんも、そして私も、

棒切れ振り回すほどの、若さはござんせん。


ゆっくり歩いていきましょうよ。

それが、私達夫婦の答え合わせでして、

流行りの波というものは、わたくしには

性に合いませんで、お越し頂いた客人さんに

私の芸を見て頂く、ただそれだけでございます。


わたくしの高座をご覧頂く方は皆いっしょ。

古参だからどうこう。新参だからどうこう。

そう言った、面倒臭いのは苦手なもので…。


お声を頂戴すれば、お声をお返しします。

ただ、客人さん、それぞれの間合いというものが

ございますので、私からは、その間合いに

踏み込むことはございませんよ。


それが、丸くなったBETTAKO店主でしょうか。