キュボロインストラクター・2級講座を受講してきました。
日本知育玩具協会・知育玩具マイスター/認定講師の船越智子です。
キュボロインストラクター養成講座2級を受講してきました。
キュボロとは
5cm立方体の積木に溝やトンネルの彫られたものを組みあわせ、ビー玉を転がす道を作っていく立体パズルです。スイスやロシアなど海外においては、想像力開発とプログラミング学習のための教材として展開されています。
日本では、棋士の藤井聡太さんが親しまれたものということでメディアで報道され、非常に人気が高まっています。
キュボロインストラクター養成講座とは
キュボロインストラクターとは、名の通り、”キュボロの先生”です。日本知育玩具協会では先のキュボロを使った「キュボロ教室」を展開しており、その講師を養成する講座がこの「キュボロインストラクター養成講座」です。受講は、日本知育玩具協会会員に限られています。
キュボロインストラクター養成講座は、2級、1級、マイスターと3段階の講座で構成されています。すべてを受講し各々の段階試験に合格し、さらに講師としての資格試験(デュプロマ試験)に合格し、研修を受けて…とたくさんの学びを経て、晴れて講師として活動できるようになります。同時にキッズトイ・マイスターであることも講師活動をする条件となります。
今回私が受講した2級講座では、キュボロの歴史などの知識、キュボロ教室受講者目線でのキュボロ実践などがあります。
講座での一コマ
キュボロベーシスを用いて一定の制限時間内で最長の道を作ることにチャレンジ。長い道を作るのには、キュボロを無駄なく使い、論理的に玉の道のつながりを把握し、組み立てる必要があります。私のこの真剣すぎる表情からも、それがいかに頭を使うことか、伝わるかと思います。
教室の子どもたちはコンペティション形式で、制限時間内に最長の道を組み立て、出来上がった道に玉を実際に転がして玉の転がるタイムの計測をします。タイムの長いのが勿論高得点となるわけですが、大人のチェックを受けたりすることなく誰の助けも借りず一人で道の作成を行うため、出来上がった道に玉を転がしたら転がらなかった…ということも多くあり、悔し涙を流す子どもも珍しくはないです。
この講座の中で私もコンペティションを体験し、そんな子どもたちの気持ちがとてもよくわかる気がしました。大人の私でも全力で取り組みました、そしてそれを発表する場において、それが結果上手くいかなかったです…となったらどんなに悲しいか!悔しいか!
子どもが悔し涙をながすほどの経験をした時は、親御さんはぜひとも、その心に寄り添ってあげてください。全力で取り組んだからこそ泣けてもくるのです。
…やや話がそれてしまいましたが、講座の話に戻りましょう。
認定試験
受講を終えたら当然ながら、試験があります。知育玩具協会の講座では毎度のことながら、ペンを走らせ解答している時間は頭もフル回転、書く字も焦りを隠せないほどになります。
…結果は…?
合格!
修了証を手に出来ました。
キュボロインストラクター養成講座1級へと進みます。