『戦略古典・「孫子」とクラウゼヴィッツ「戦争論」の本質を読み解く~ロングセラー「失敗の本質」を手掛かりにしながら』(全6回)がこの度無事に全講義終了しました
2019.07.04 01:00
明治大学リバティアカデミー(公開講座)『戦略古典・「孫子」とクラウゼヴィッツ「戦争論」の本質を読み解く~ロングセラー「失敗の本質」を手掛かりにしながら』(全6回)がこの度無事に全講義終了しました。
本講座は弊社代表と杉之尾宜生氏(元防衛大学校教授)の共同講座でした。軍事古典であり戦略論では必ず取り上げられる『孫子』『戦争論』の2冊だけとっても、それぞれ論じるのに相当な時間と熱量を必要としますが、今回は、それに加えてロングセラーを続けている『失敗の本質』(ダイヤモンド社・中公文庫)を具体事例のテキストとして採用して講義を進めました。
講座中、受講者の皆さんは常に熱心であり、講義後の質疑応答もまた予定時間を大幅に過ぎても続くという形が常態となりました。こちらが十分に用意していなかった方向にも質問が及び、講師側がそれを持ち帰り、資料を渉猟して翌週に回答することもあり、皆さんの知的好奇心とその真摯な態度には講師側が感銘を受けたものです。
講義最終回にはささやかな懇親会を催しましたが、文字通りの談論風発となった。来年もまた講座開講を打診されておりますが、これを真摯に受け止めたく思います。