閑話休題・・・愛することと愛されること、自立と依存

2匹の犬たちとの村の暮らしは、

静かで平和に過ぎていく…。

この子達はとってもお利口さんで、

かつ甘えん坊。

ゴールデンのKikiは外出好き。

愛がないと生きていけない…という感じで、

どこに行っても愛嬌を振りまき、

皆に愛される。

そして甘えん坊もすごくて、

大きな身体をごろ〜んと横にしてお腹を出し、

撫でて撫でて〜とやる。

でもって、愛が感じられないと、

拗ねて靴をどこかへくわえて行き、

隠してしまうことが多々ある。

今回、彼女が愛してやまない

主(あるじ)がいないので、

早速、彼の2種類の靴を隠した。

ようやくそれを見つけたと思ったら、

今度は干しておいた私の水着が消えた…笑。

一方のKarabasはコリー系の牧羊犬。

とっても賢くて、

自分の仕事をきちんとわきまえてる

クールな子なんだけど、

頭を下げて、上目遣いで撫でて〜と、やってくる、

奥ゆかしさがたまらなく可愛い男の子。

さて、一昨日の夜遅くたどり着いた私を

しっぽを振りまくって歓迎してくれた

この子達。

今日の夕方山へと散歩へ行き、帰ってごはん。

食べ終わると、

わらわらと私のところにやってきて、

撫でて攻撃がすごい・・・笑

右手でKiki, 左手でKarabasを撫でるのだけど、

Kikiはそれでは満足しないので、

左手も使ってKikiを撫でようとすると、

Karabasが切ない目をして、

足を広げて上向きになり

お腹を出して撫でてのポーズ。

なので、また片手ずつで両方を撫でる・・・。

わたしの腕は２本、

あなたたちが２匹で良かったよ・・・笑

この子たちを見ながらふと思った。

この子達も愛を求めてる。

愛されることを求めてる。

わたしはずっと人間関係において、

自分は依存体質で

自立しなくてはと思って来た。

でも愛されたいという

感情は動物たちも持っている感情なんだ。

それは依存とは違う。動物として自然な感情。

愛されるって本当に嬉しいことなんだと、

この子たちを見ていると改めて思った。

それは依存ではなくて、

ただ、ただ愛なんだ・・・って。

愛し、愛されるということと、

自立と依存・・・

そのバランスはどこで取ったらいいのか、

ずっと模索している。

秋の夜長・・・夏が終わってから初めて、

ローカカオでココアを作った。

最近秋になって、日本の音楽を聴いてると

なんかセンチメンタルになってしまう。

やっぱり、私のベースは日本人なんだな…。