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なるさ 療育学習室

発達障害の診断と特徴

2019.10.25 12:24

発達障害の診断のついているお子さんへの支援で、診断をもとに支援を考えてしまいがちになることもあります。


例えば「ASD(自閉スペクトラム症)だから、コミュニケーションとこだわり、感覚の問題がある。だから対人関係への支援だ」などのように、診断をもとに対応を考えるなどです。


でも、発達障害の特徴は重なっていることがほとんどです。

ASDのお子さんに幼児期、多動のみられることはよくあります。

ADHDのお子さんに学習障害の特徴のみられることもあります。

また、発達障害のお子さんには、目と手の協応運動の苦手な場合もよくあります。


支援の際、診断名のみに左右されず、目の前のお子さんができること、できないことを具体的に観察して、特徴を把握することが適切な支援につながります。


以下は発達障害の特徴をまとめたものです。

ペアレント・トレーニングで、お子さんの特徴を把握するときに使用します。

参考になればと思います。