歪みの8タイプ
気の圧縮注入法を施す前に重要なのは、そのお客様がどういった身体の歪みの癖を持っているか、を把握することにあります。
「歪みの癖」とは皆さんが生来持っているもので、途中で変わることはほぼありません。
自身の歪み(癖)がどういうものであるかを把握することは、顕在化している痛みや疲れがどういった理由で発生しているかを理解することに繋がり、そこから予防の姿勢を意識することで、歪みにくい、痛みが出にくい生活を送ることが出来るようになります。
身体の歪みは重心の位置と、首の傾きによって分類して判断出来ます。
左右の重心、前後の重心、首の左右の傾き、の三つの要素の組み合わせ(2x3の8パターン)になります。
歪みに対する施術方針としては、「重心と傾きを、癖とは逆の方へ導く事」になります。
長年の癖で歪みの重心側の細胞は圧縮されて潰されている(しぼんだ風船)状態です。
気の圧縮注入法により歪みの重心側細胞のしぼんだ状態を回復させ、結果的に癖とは逆の方向へ重心を導きます。
身体の歪みを正すことによって症状改善を目指す考え方は、多くの治療院において一般的ですが、指圧などの物理的圧力やマッサージに頼らず、安全に身体の重心移動を導いて、骨格や骨盤の歪みを正していくのが気の圧縮注入法の特徴です。
身体の歪みの癖について、面白いことに、左右と前後の重心の組み合わせ(上記三つの要素のうち、首の左右の傾きを無視した4パターン)は、その人の考え方の癖や価値観の特性などとも相関関係がみられ、ひふみ庵では患者さんの性格4パターンの診断結果もお渡しして、ご自身の身体と心の特性の理解に役立てて頂いています。
「心身」と言われるように、心と身体は表裏一体です。
ご自身の身体が発する言葉(歪みの癖)を受け止め、改めて自身を見つめ直して頂きつつ、心身の不調を一緒に取り除いて行きましょう。
出会いに感謝