「宇田川源流 日本万歳!」 神の国日本の「天皇陛下」お出ましにおける「天皇晴れ」の奇跡に感動
「宇田川源流 日本万歳!」 神の国日本の「天皇陛下」お出ましにおける「天皇晴れ」の奇跡に感動
毎週月曜日は「日本万歳!」を書いている。日本のすばらしさを皆さんにお伝えして、一週間を快適に、そして日本人として誇り高く過ごしていただき、一人一人ができることを精一杯に行って、自分のため、家族のため、そして日本のために頑張っていただくことを願って、このような文章を書いているのである。
さて今週はネタを選ぶまでもなかった。
先週の10月22日に、今上天皇陛下が、天皇陛下としての即位を神に告げる「大前の儀」と、国民や広く世界に告げる「正殿の儀」が行われた。残念ながら、台風19号の被害状況や、それに伴い国民感情、そして天皇陛下の強い意向によって、その後のパレードは中止になったが、しかし、実際に「儀式」としてはパレードは入っていないことと、そして11月10日に改めてパレードは行うということから、22日のパレードは延期になったが、しかし、そのほかの「儀式」は行われた。
世界185ヵ国、1999名(前日のコンゴ国内の大事故によりコンゴの大統領が欠席したため)の参列者の前で、高御座から天皇の即位を知らしめたことは、非常にありがたい話であった。
この件に関して、何か様々なことを言う人もいる。中には「天皇制反対」などといってデモを行ったものがいるらしい。しかし、そのような大いなる勘違いをしている人々は、本当に国際社会の中における日本の天皇という存在を全くわかっていないということになるのではないか。そもそも天皇陛下は「世界で唯一のEMPEROR」なのである。そして、世界185カ国の代表が来日して、その即位を祝うという状況の中で、北朝鮮など、日本が招待していない国々と一緒になって日本の天皇を辱めても、世界全体の潮流やその考え方から全く取り残されたあまり頭の良い考え方ではないことがわからないのではないか。
また、参列した人の身分が低いなどということを言う人がいるが、実際に、「世界情勢」を考えてみれば、国を空けられない事情の人も少なくない。そのような喫緊の課題が山積する中で、代理であっても派遣するということがどれほど大きな意味のあることか、また、その国と国のつながりがどれほど強固であるのか、そのことが理解できない人が少数ながらもいるというのは、何とも悲しいことである。
そしてそのような中で「天皇陛下と天の結びつき」を知らしめる出来事が起きたのである。
即位の礼で注目 エンペラーウェザー=「天皇晴れ」とは?正殿の儀も雨止む
「エンペラーウェザー」。そんな耳慣れない言葉が、天皇陛下の即位の礼が行われている2019年10月22日、ツイッターなどSNS上で注目を集めている。
「晴れましたね。明治天皇の時も、資料によって違うんですが、(即位の礼の)直前に晴れたといっている人がいるんですね。昭和天皇も非常に晴れ男として知られて、『エンペラーウェザー』と言われたといわれていますので」
「カッコ良すぎる」「天皇陛下にしか使えないスキル」
話題のきっかけになったのは、NHK中継で解説役を務めた京都産業大学准教授・久禮旦雄氏の言葉だ。
22日の東京は、前日からの雨が降り続き、特に午前中は雨脚が強まるタイミングも。宮殿中庭に立つはずだった職員が屋内に留まるなど、即位の礼の進行にも一部影響があった。
ところが、ハイライトというべき「即位礼正殿の儀」が行われる13時が近づくと、都内では雨が急に弱まる。千代田区のJ-CASTニュース編集部でも、雲の合間から青空が見えるように。場所によっては虹も浮かぶなど、天候の鮮やかな変化に、SNS上では「神秘的」といった声が多く上がった。
こうした中飛び出した「エンペラーウェザー」という「パワーワード」に、ツイッター民は一斉に食いついた。「カッコ良すぎる」「天皇陛下にしか使えないスキルなの...すご...えも...」――こんなツイートが相次ぎ、Yahoo!リアルタイム検索のトレンドランキングでも、「エンペラーウェザー」が上位に入った。
昭和天皇は数々の「晴れ男」伝説
「エンペラーウェザー」の言葉が生まれるきっかけになったのは、久禮氏の解説の通り、天皇陛下の祖父にあたる昭和天皇だ。昭和天皇の「晴れ男」ぶりは生前から有名で、
・1928年、即位の礼の前日は雨だったが、当日(11月10日)は晴れる。
・1964年の東京五輪で、前日まで3日連続で雨が降っていたが、出席した開会式(10月10日)では青空が広がった。
・1972年の札幌五輪でも、前日は雪だったが、開会式は晴れ(2月3日)。
・訪欧(1971年)、訪米(1975年)の際にも行く先々で好天に恵まれる。移動中には、季節的に珍しいオーロラとも遭遇。
・地方巡幸の際に「傘が必要だったことはめったにない」(産経2016年7月12日付朝刊)
といったエピソードが残る(過去の新聞報道、気象庁の天候データなどを参照)。こうした昭和天皇が「もたらす」天気を称して言ったのが、「天皇晴れ」という言葉である。「エンペラーウェザー」はその英訳で、訪欧・訪米時に評判を呼んだ(産経2000年6月16日付朝刊)。
ところで、天皇陛下は逆に「雨男」との評判がある。朝日新聞デジタルの2013年11月29日付記事によると、宮内庁関係者の間では以前から有名なエピソードだという。一方でこの記事によると、上皇さまも皇太子時代には「雨男」だったが、即位後にはお出ましの際、好天に恵まれることが多くなったとか。
なお、皇室の祖神として祀られる天照大神(アマテラスオオミカミ)は、太陽の神として知られている。
2019年10月22日 16時35分 J-CASTニュース
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12144-443255/
「大前の儀」に先立ち、三種の神器の中の一つである「天叢雲剣」が神前に出された。宮中三殿といわれるものは皇居にある、賢所(かしこどころ、けんしょ)、皇霊殿(こうれいでん)、神殿(しんでん)の総称であり、吹上御所の東南の方向にある。そこに三種の神器が揃えられた。当然に三種の神器とは「八咫鏡」「八尺瓊勾玉」「天叢雲剣」のことであり、それが揃えられたのである。
「天叢雲剣」とは、日本神話において、スサノオが出雲国でヤマタノオロチ(八岐大蛇)を退治した時に、大蛇の尾から見つかった神剣である。天叢雲剣は、もともとヤマタノオロチの上に常に雲があり雨を降らせていたという伝えから、天空に群れ雲を発生させる剣でその後は晴れてくるという言い伝えがある剣であり、また日本武尊が東征に行った時にそれを草を切り火攻めを防いだということから「草薙剣」とも言われている。
この件が出た時、実際にNHKのテレビカメラを通しても雨が降っているのがわかるほどの大雨が降っていた。
しかし、その後、天皇陛下が高御座から即位を宣言すると、まさに高御座の御簾(現代では直垂)が開くと同時に、それまでの雨が止み、「八咫鏡」の効果か、薄日が差してきたのである。神話の中に「天岩戸隠れ」の神話がある。天岩戸隠れというのは、岩戸の中に太陽神である天照大神がこもってしまったがために、太陽が出てこなくなってしまった。記紀神話で、天照大神が天の岩戸に隠れた岩戸隠れの際、石凝姥命が作ったという鏡。様々なことがあり、天照大神が岩戸を細く開けた時、この鏡で天照大神自身を映し、興味を持たせて外に引き出し、再び世は明るくなったというものである。その岩が開くのと、高御座が開くのと同じように、天皇陛下が高御座からお出ましになった時に、晴れ間がのぞいたのである。なお、すでにみなさんご存じと思うが、天皇陛下は「天照大神の子孫」である。
そして、その後虹がかかる。虹は、イザナギノミコトとイザナミノミコトが下界に来る時に虹を渡ってきたという伝説が残っている。まさに「八尺瓊勾玉」の示す「天上界の様々な神の魂が、天上界から虹を渡って降臨し、皇居の天皇のところにやってきた」ということを示すということになり、その勾玉を三種の神器の一つとして、これからも奉るということになる。
まさに、この三種の神器にまつわる天の教えがそのまま、我々の目の前で起きたのである。単純に「科学的な偶然」というような解釈もできるが、しかし、ここまでうまく三つともできるであろうか。それも、虹が皇居にかかるなどということが普通にあるのであろうか。何ともありがたいことである。
そして、極めつけは「富士山の初冠雪」である。例年から20日も遅れた初冠雪である。富士山をご神体とした信仰を「浅間信仰」という。世界大百科の解説によると
「富士山に対する信仰のうち浅間神社を中心とする信仰をさしている。アサマともよばれており,本来は火山に対する名称とする説もある。富士山に関する最古の文献である都良香《富士山記》には,875年(貞観17)11月5日,山頂で白衣の美女2人が舞う姿を見たという記事があり,白い噴煙の立ち上るようすを表現していると思われる。そしてこの山神に対して〈浅間大神〉と命名している。後世浅間大神は,木花開耶姫(このはなのさくやびめ)と同一視された。」とあり、まさに「白衣の美女の二人が舞う姿」こそ「初冠雪」と「噴煙」とされ、神話に出てくる「木花開耶姫」の信仰につながるのである。
木花開耶姫は、天照大神の孫である邇邇芸命の妻であり、その子である火遠理命の孫が初代天皇の神武天皇である。
このように、今回の「即位の日」の祝日には、まさに「すべての神々が降臨したかのような奇跡」が起きたのである。
色々、感想を言う必要はあるまい。こんな神の国に生まれて、良かった。