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輝凛(きりん)の独り言

一人ではない、ということ

2016.04.15 00:36

2016年4月14日、熊本で最大震度7を記録する大地震が起きました。


被害地域の皆さまをはじめ、地震に限らず、様々な不安を感じる方々にいつか届きますように、こちらに私なりの気持ちを残しておきます。


声をあげて下さい


本当に困った時。

助けて欲しい時。

不安で寂しく、人恋しい時。


とにかく、他人の協力が欲しいと感じたら、我慢をせずに、声をあげて下さい。


本当に助けが欲しい人を見殺しにするほど、世の中は腐っていません。


確かにその声はすぐには届かないこともあります。


それでも、本気で求めるものがあるなら、何度でも何度でも、声をあげて下さい。


あなたを助けてくれる人は、必ず現れる。

そう、1mmの曇りもなく、強く信じて声をあげて下さい。


我慢をするための言葉ではない


「一人ではない」

それは、我慢をするためにある言葉ではありません。


一人ではないからこそ、同じ思いや境遇の人たちで集まり、共に声をあげていくことで、声が大きくなるのです。


「私だけがツラいのではない」


そう思うのならば、我慢をするのではなく、ツラい人同士で支え合い、そして声をあげて、しっかりと周囲に協力してもらって、助けてもらって下さい。


自立という強さ


人の「自立」の条件として。


「適切な甘えを受け入れてもらう」


ということが挙げられると思います。


しっかりと自分の命を守るために、人生を守るために、適切に甘えることは、最終的に、助けてもらえた側の強さの理由になる。


「恩返しをしよう。しっかりと生きよう。」


そんな力強さを与えてくれるのも、まずは声をあげて助けてもらうという、自分の行動から始まります。


感情に蓋をしないで


本当に困った時。

ツラい時、寂しい時。


その感情に蓋をせず、しっかりと表に出して、協力しあえる人たちと支え合って、しっかりと生きて下さい。


その感情が癒えたら、今度は同じ感情で困っている人に寄り添い、助ける側に回ればいいだけです。


耳を傾ける相手を間違えないで


人は、人の役に立つことに誇りを持ちます。

人の役に立つことを「嬉しい」と感じます。


本当に困っている人を助けることを「迷惑だ」「甘えるな」とする人は、きっと人の心を失っているのです。


そんな人に助けてもらう必要はありませんし、そんな人の言葉に耳を傾けてはいけませんよ。


適切な甘えであれば、それを解消してくれる適切な人が現れます。


声をあげて下さい。


たったひとつの大切な命、人生を守るのは、自発的な「声」であることを忘れないで下さい。


我慢は本質的な強さではありません

我慢しないで。

我慢は、感情を誤魔化すことは弱さや人との壁を生み出しますが、感情を出して助けを求めることは、生きる力を生み出します。


何かの時に、様々な人に届きますように。


たった一人でも、どこかの誰かの勇気になりますように。


しっかりと、一人ではない生き方をしていきましょう、私もあなたも。


一人ではない強さを信じて下さいね。

花も太陽や地中からの水分、温度など、様々な外部の力でキレイに咲いていくのです。


人も一人ではなく、周囲と共に生きている、周囲がいるからこそ、生きていけるように思います。


どんな人と協力しあって生きていくのか。


それがあなた自身の人生を創るのではないでしょうか。