文化と芸術の森に抱かれる『上野恩賜公園店』
こんにちは。Siren’s Mail編集部のかこです。
桜前線はどんどん北上して、そろそろ東北が桜色に染まるころでしょうか。
先週、『上野恩賜公園店』へオープン初日に行ってきました。
桜の名所「上野公園」はすっかり葉桜でしたが、とってもいいお天気。
場所は、上野駅から動物園に向かう道の右脇のあたり。
若葉が芽吹き始めた公園内は、お散歩中の方々、動物園や美術館へ向かう方、東京芸大の学生さんたちで、平日にも関わらずとても賑わっていて、スターバックスのお店も、朝から列が絶えないくらい、たくさんのお客様にご来店いただきました。
ありがとうございます!
このお店は、「文化の森」として創造・再生を目的とした東京都の「上野公園再生整備事業」の一環として、プランニングが始まりました。国立博物館をはじめ多数の文化財を有する芸術文化の中心地。そして所在する台東区は、昔ながらの職人の技が代々伝えられている地域でもあります。スターバックスも、その文化と歴史を尊重し、そのコミュニティの一部となれるようなお店にしたい、と準備を重ねてきました。
森に抱かれるように建つシックな建物は、店内も木の温かみを感じる、日本古来の木造建築を思い起こすような造り。
お客様を迎えるレジの側面には、台東区の皮職人さんにお手伝いいただいた皮を張り、ドリンクを受け取るカウンターの側面には、コーヒー豆がかつて入っていた麻袋を着色して再生したものを。
そして、店内のアートワークには、東京芸術大学にご協力いただきました。
上野公園を思い起こさせるモチーフを、日本の伝統美術「染め」の手法でデザインされています。
よく見ると、上野公園内の建物や、上野動物園内の動物、公園内のMAP、そしてスターバックスのコーヒー豆のスタンプまで描かれているんですよ。
上野にゆかりがあるたくさんの方々に支えられてオープンした『上野恩賜公園店』。
今度は店舗のパートナーが力を発揮する番です。周囲を囲む文化財に負けないよう、このお店を森の一部としてたくさんのお客様に愛されるお店になるよう取り組んでいきますので、ぜひ見守ってくださいね。