ソフトバンクグループの社運

　遂にこの時が来たという感が否めない。聞かれるまでは絶対に調べまいと思っていたが、遂にその時が来た。そう、某出版社の方からソフトバンクの社運について調べて欲しいと尋ねられたのだ。拙者は敢てソフトバンクグループについて調べてみた。なぜなら拙者が最も注目している経営者こそ、ソフトバンクグループの社長・孫正義氏だからだ。

　孫社長はこう言っていた。「２０代で名乗りを上げ、３０代で軍資金を最低で１０００憶円貯めて、４０代で一勝負かけ、５０代で事業を完成させ、６０代で事業を後継者に引き継ぐ」と。今、齢６２歳。そろそろと思っていた。

　拙者はこの尋ねられた時こそ、占機であると思った。この一大事業を大成させた実業家の一挙手一投足、そして今後の方針は、政財界に大きな影響を与える。孫正義社長がこれからどういう行動に出るのか？政財界のみならず、それは日本国民いや、今や全世界の人たちにとって大きな関心事であるはずである。

　ソフトバンクグループは社名は２２画。普通の姓名判断師は「凶」と判断するでしょう。そして、ソフトバンクの社名は１３画。こちらは「吉」と判断するでしょう。いいえ、拙者が観るのに、いずれも同じ程度良いです。しかも、通信、モバイル、宣伝に相性のよい会社です。商号変更もいずれも２０１５年７月１日。これも文句ありません。これら会社は順風満帆であるはずです。

　ところが、これからよからぬリスクが発生すると出ています。それは２０１０年頃に起きたことの再来です。口は災いの元、風評などから会社が資産を減らします。孫社長自身は、昨年から今年にかけてあまり運気が宜しくありません。そればかりか、会社に対して凶作用を今年から来年にかけてもたらすことになります。特にこれから来年以降の運気の減速は、著しく、これが会社に大きな影響を及ぼす可能性があります。

　拙者はこのことを孫社長自身、うすうす気づいていると思います。今の地位を退くべきであると。なぜか？あらゆることがストレスとなって孫社長を追い詰めるのです。これまではなんらストレスと思わなかったことも、今年に入ってすべてがストレスとしてのしかかってきます。それを脱したいがために大きな花火を打ち上げます。それが巨額投資です。否投資と言うよりも寄付です。やはり、２０１１年孫社長は東日本大震災の被害に臨み、１００憶円の寄付を決めました。今年から来年にかけての投資や寄付は大きいものでしょう。それは本人の厄落とし、そして次世代への継承という意味合いを含みます。孫社長はこれから数年以内に、自らの地位に関して、大きな決断を下すことになるでしょう。これが会社を背負う社長の命運であり、社運でもあるのです。

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