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日本語教師こんぶの会

2019年度第3回ワークショップを開催しました!

2019.10.28 22:10

不定期で更新されるこのブログを

いつもご覧いただきありがとうございます!


日本語教師こんぶの会です

前回夏の更新からもうすぐ3か月・・・

途中の活動(今年度第2回WS&オンライン交流会)

のレポート抜けておりますが(苦笑)、

今回は10/26(土)に開催させていただいた

今年度第3回ワークショップ

「多様な学習者への対応について考えよう③~進路編~」

についてご報告させていただきます。

他の研修や講座も開催されていたり、

日本語教育能力検定試験前日という中でも

ご来場10名、ZOOM1名のみなさまが

ご参加くださいました。ありがとうございます!


今回も3人でパートを分担し

盛りだくさんの内容になってしまいましたが

みなさま大変熱心に一生懸命ご協力くださいました。


まずはパート1「ワールドカフェ」

他の研修会などでもおなじみのワールドカフェ、

意外と私たちのワークショップでは初の試みでした


メジャーとはいえ初めての方もすぐにご参加いただけるよう

やり方説明後、3つのテーブルを3回転でのトークスタート!


みなさんしっかりルールを守って

トーキングオブジェクトを持ってお話しくださっていて

ありがたいやらかわいらしいやら・・・笑

進学(大学・大学院)(専門学校)と

就職や資格変更などの3つのセクションで

それぞれの指導方法や業務内容、課題などを話し合い

情報交換、共有をしていただきました


時間等の都合で、課題をシェアするまでで

終わってしまい、解決策に踏み込むことまでは

全体でできませんでしたが、それでも「それぞれの現場や

個人で考え直す良い機会にはなった」というご意見を

いただき、ほっとしました


次のパートでは「対応のヒント①」として

新しい在留資格等のお話しをさせていただき、

私たちが日々接している学習者さんが

もしこの新しい進路について相談してきたら?!

という設定でロールプレイをしていただきました

オスカー受賞レベルの演技力★

さすが先生方、お上手です


ここでは

「情報、知識不足を痛感した・・・」

という声が

いそがしい日本語学校での日々、情報収集には

みなさんご苦労があるようです



そして最後のパートでは

「対応のヒント②」として

「動機づけ」に関するお話を少し


このパートでご紹介した卒業生のエピソードについて

以下のようなご感想をいただきました(以下引用)


「進路指導をするに当たって、

持っている情報量はもちろん多いに越したことはないけれど、

でも進路指導ってそれだけじゃない。

どうしたら学習者が幸せにモチベーションを持って

前に進めるか、どうしたらその選択肢を彼らが

自ら選び取るための手助けができるかってことなんですね。」


こんな気づきを言語化してご感想としていただけるのは

わたしたちにとっても気づきと励みと成長につながり

本当にありがたい限りです


今回3つのパート全てを通じて多かったご意見は

やはり「情報・知識の共有不足」でした


中には職場にそのモチベーションを持たない

同僚の方がいて、どうしたらいいか・・・?

とお悩みの先生も


そんな時こそパート3でご紹介した

Weak ties theory(弱い紐帯の強み)の出番です


私たちこんぶの会や日本語教師チャットなど

「ゆるいつながり」を活用して

情報・知識を収集、共有していきましょう!!


以上ワークショップのご報告でした。

ご参加いただいた先生方、本当にありがとうございました

今回ご参加が難しかったみなさま、

次回は年明けに開催予定です


ZOOMでのご参加も大歓迎ですので

ぜひぜひふるってご参加ください☆


ここまでお読みくださり、ありがとうございました



日本語教師こんぶの会