ついにローデへ バイオリンのレイトスターター
先日のレッスンで先生からクロイツェルを終えてローデをやりましょう、と言われました。
ローデ。バイオリンをやるようになってから知った名前です。
バイオリンの練習曲は、カイザー、クロイツェルがあります。ローデはこのクロツェルの次に位置する練習曲集だということです。
クロイツェルはベートーヴェンのバイオリンソナタが有名なので知っている人も多いと思います。
パガニーニもクラシック音楽をやっている人だったら大抵の人は知っているでしょう。
カイザー、ローデ、ドントって。知らなかった。
3人ともバイオリン界では重鎮に位置する教育者だったようです。
ローデは音楽大学でも課題曲になる曲があるようです。単なる練習曲ではなく、ショパンやリストのエチュードのように芸術的作品らしいです。まだどんな曲だか知りませんが。
バイオリンでは、ローデから練習曲(エチュード)とは言わず「カプリース」というそうです。
「カ プ リ - ス」。いい響きです。少し偉くなったようなおしゃれな感じです。
ついにバイオリン上級者の仲間入りを果たしました。ネットにもローデに入ったころから人前で「バイオリンが弾けます」といってもいいと書かれてあります。
バイオリンは43歳(9年目かな?)から始めたのでおっさんのわりに良くやっているかも知れません。
上級者かぁー。えっ、この程度で。
まだ3オクターブの音階、3度の重音音階ですらまともに弾けておりません。クロイツィエルも全てやったわけではありません。
白本6巻のモーツアルトのソナタを現在やっておりますが粗が目立ちすぎる。これが現実の実力です。
クロイツェルの最後の方の曲は、怒涛の重音(ダブルストップ)攻めとなります。弾くのはかなりきついです。
きつさから言ったらピアノの3度の重音奏法と同等かそれ以上だと思われます。
ローデにたどり着けず挫折する人多数、とネットにも書かれております。
そりゃあそうだ。かなりきついもん、これ。
左手をいじめるのが大好きな私は喜んでこの地獄の攻めに喘いでおりましたが。ちなみにフルートも左手、結構きついです。
でも左手の指がパラパラと動き出しそうな感じがしてきました。
バッハ、シャコンヌへの道はまだまだ遠いですが、ここで一度、カイザー、シュラーディック等に立ち返って基礎を固めておきたいと思います。
これらだってスラー記号をちゃんと守ってボーイングしたらかなりきついです。まだちゃんと弾けてません。(バイオリンはスラーがきつい時は一音一音、刻むという練習をします。)
思えばピアノもそうだったかも知れません。(曲は上級だけどちゃんと弾けているかはどうかは全くべつ)