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アルバム~おくりょうさん当日@平成26年1月25日の場合~

2019.11.01 08:20

梵天木は前日に搬入済みです。

お施主集合前の風景…

08:30  古田(こだ)町内の庚申講組のお施主が おやくさん(薬師寺)に集まり、飾り付けが始まります。

ちなみに今回(平成26年1月)、町内には6つの庚申講組があります。

出口組・北西組・惣兵衛組・東組・中組・南組 の6組、合計構成員62人です。


①梵天木をささえるための杭を打ち込みます。

・梵天木の天頂に杉枝をタコ糸で縛って…

②杭に梵天木をワラ縄3本で縛ります。

③梵天木の手前に花ツボ(4尺1寸)を2本据えて、二割りしてあったスノコ受け(1尺8寸)2枚で花ツボを挟んで梵天木に渡しタコ糸で縛ります。(2セット)

④スノコ受け(地面から実測高さ=2尺5寸でした)に

・スノコ(棚)を乗せタコ糸で縛ります。

・アンドン(杉葉の側板)を杉葉の下部を切りそろえタコ糸で縛ります。

⑤花ツボに水を入れ、赤い花を飾ります。おくりょうさんは、赤色が好きなんです。

09:10  梵天木、アンドンの組付けが終了しました。

・自治会さんが、今回要した費用を各組の人数割りした負担金を集金します。

・当日搬入した鏡餅・お供え5品は、お念仏が始まる午後まで庚申堂に保管します。

作業に参加した お施主が各組に一旦帰るので留守番が居ないから。

お飾り&お供え内容

--- 記事「お飾り」より、ここから抜粋 ---

お飾り
1.うるち米1升(洗ってなくて良い)
2.お酒1升
3.赤い花
お供え
1.大根(3本)
2.人参(3本)
3.リンゴ(3個)
4.椎茸(1パック)
5.昆布(1袋)
お餅 もち米 1斗4升
1.お供え餅(2段)  
・1膳 (1.5升)
・小6膳 (5合)
・残りを投げ餅 

--- ここまで抜粋 ---


⑥14:00 ~ 14:30 各組お施主さんが再集合です。

お供え飾り付け。鏡餅(大)をスノコに飾ります。

投げ餅搬入。投げ餅と各組用の鏡餅(小)は庚申堂の中に供えます。


⑦14:50 真如寺さんのお念仏。

和尚読経・焼香に続いて、自治会3役と各組お施主が焼香をしました。

お供えは真如寺さんに献上します。

⑧15:10 投げ餅が始まります。

⑨祭りのあと

・梵天木とアンドンを解体します。

・梵天木は庚申堂の中に仕舞います。

・残りは、お宮の供養堀(手水舎の隣)に運びます。

⑩鏡餅の切り分け

・大鏡餅を6組分配分用に、各組の人数に応じて切り分けます。

・各組に切り分けた大鏡餅片と各組用に用意した小鏡餅を渡します。

⑪解散

各組のお施主にお供え餅を持ち帰っていただきます。


おつかれさまでした。