心の応急処置について
こんにちは。
こころの健康支援室 そらいろのmirineです。
今日で10月も終わりですね。
古代ケルトのお祭りであるハロウィンは、日本でも季節のイベントとして広く普及するようになりました。
今日は、仮装した子どもたちがお菓子をもらいに歩く姿を見かけるかもしれません。
一方で、今月は台風を皮切りに、水害の多いひと月でもありました。
被災された全ての方に、心よりお見舞い申し上げます。
まだ被害から復旧できていないところも多くあるかと思います。
ハロウィンに合わせて企画していたイベントができなくなったという方もいらっしゃるかもしれません。
一日も早く、全ての方が日常を取り戻すことができるようお祈り申し上げます。
災害に遭った時、物理的な負担だけでなく、多くの場合心にも大きな負荷がかかります。
自分が被災したわけではなくても、被害状況の報道を見続けることで、心を疲弊させてしまうこともあります。
支援のためにボランティアに入った人が、被害を目の当たりにして自分自身も精神的につらくなってしまうこともあります。
近年、そうした災害時の心のケアに関して、専門家や専門機関から情報が得られるようになってきました。
被災された方にも、被災された方を支援する方にも、こうした情報が役に立つ場面があるかと思いますので、以下にご紹介させていただきます。
・ストレス災害時こころの情報支援センター 心のケア・Web講座
https://saigai-kokoro.ncnp.go.jp/care/index.html
・セーブ・ザ・チルドレン 子どものための心理的応急処置
https://www.savechildren.or.jp/lp/pfa/
災害に遭った時、心がどんな状態になりうるのか、どのような反応が起きうるのか、どんな風に対応できるのか、どの機関を頼ればいいのか、そうした情報を知っているだけでも、心の負荷が軽くなることもあります。
災害で負った傷が少しでも早く癒えるようお祈り申し上げます。
あらあらかしこ