ソフトバンクホークス惜別2019(3)江川智晃
昨日の塚田に続き、右の大砲として毎年期待していた選手・江川智晃。
2004年ドラフト1巡目でホークスに入団。
この年ダイエーがソフトバンクに身売りしたため、
ダイエー最後の入団。ダイエーのユニフォームで入団会見をしたが、
翌年からソフトバンクホークスになったので、実質ソフトバンクの一期生になる。
高卒一年目ながらも4番での起用が多く、秋山二軍監督の元英才教育を受けた江川。
3年目の2007年には一軍デビュー。
2009年より秋山が一軍監督に就任したことから
秋山監督の秘蔵っ子・江川の活躍が期待されたが、
毎年一軍に軍エレベーターの日々。
二軍では本塁打王のタイトルを獲得し、
なんと二軍で100ホームラン以上を放つ、塚田以上の二軍番長。
キャリアハイは2013年。77試合に出場し12本塁打。
2016年はギータのケガもあり、日ハムとの優勝争い激化の後半では3番センターでの出場が増える。
勝てばマジック点灯、負ければ日本ハムに逆転マジック点灯の大事なヤフオクドームでの二連戦。
1点を追う9回二死。ランナーを置いて江川の放った打球はセンター後方へ。
抜ければサヨナラ!!!と思いきや、陽のファインプレーで試合終了。
あれが抜けてたら、マジック点灯。
ホークス優勝。そして江川のさらなるブレイクも期待できたかもしれない。
今季は11試合に出場しヒットは5本のみ。
そのうち鷹の祭典のロッテ戦と札幌ドームでの合わせて4本を
私は球場で見ているので、今年はもっと活躍しているイメージがあったがな。
現役15年間の通算成績は
345試合183安打26本塁打99打点
会見では「やりきった」と発言。
今季限りで現役を引退する。
・・・と書きながらもう一つ思い出した。
2015年オフ松田がFA宣言し、サードのポジションが空くかもとなり
江川がサードのグローブを用意したが、結局松田が残留。
もし松田が移籍していたら・・・どうなっていたのかな?