オリジナル バスボムレシピの作り方
キンモクセイの香りもそろそろ終わり、気温もぐんと落ちるようになり、お風呂で温まるのが楽しみな季節になりましたね。
ところでみなさん「バスボム作ってますかーーー???」
ネットに載っているバスボムにはいろいろなレシピがありますし、私の著書の『バスボムレシピ』も『お風呂が楽しくなる!てづくりバスボムレシピ』少しずつ違うレシピが載っています。
では、「どのようにしてバスボムのレシピを考えればいいの??」
と疑問に思う方もいるかもしれません。
今回は基本的なバスボムのレシピ作成のヒントをご紹介しますので、バスボムのレシピを作るときに参考にしてみてください。
ではまず、バスボムで使う基本の材料(オプションもあり)を紹介します:
※ エプソムソルトとは硫酸マグネシウムで塩化ナトリウムとは異なるが、便宜上同じセルに説明。
※ 追記:シトラス系の精油を使う場合、アルコールを使用するとまとまりが悪くなるようなので、水を使うと良い。
【基本的なバスボムのレシピ】
(水分量は季節や気候によって左右されるので、少しずつ調節してください)
《重曹 + クエン酸》
重曹 2 : クエン酸 1
〈総量130gのレシピ例〉
- 重曹 ・・・ 87g
- クエン酸 ・・・ 43g
- 水 ・・・ 1ml
(植物性オイル ・・・ 小さじ1/2)
特徴:
- 材料がシンプルなので、すぐに作れる。
- 作るときも固まりやすい。
- お風呂で溶かすとゆっくりと溶ける。
- お湯はやや硬い。
《重曹 + クエン酸 + コーンスターチ》
重曹 2:クエン酸 1:コーンスターチ 10%ほど
〈総量130gのレシピ例〉
- 重曹 ・・・ 80g
- クエン酸 ・・・ 40g
- コーンスターチ ・・・10g
- 水 ・・・ 1ml
(植物性オイル ・・・ 小さじ1/2)
特徴:
- コーンスターチ自体に粘り気はないので、入れすぎるともろいバスボムになる。
- 表面が滑らかなバスボムになる。
- コーンスターチを入れることで空気を含みやすく、お風呂で溶かすと激しく発泡する。
- お湯が柔らかくなる
《重曹 + クエン酸 + コーンスターチ + 塩》
重曹 2:クエン酸 1:コーンスターチ 0.5:塩1
(『バスボムレシピ』では 「重層 7:クエン酸3:コーンスターチ1:塩2」でアレンジ)
〈総量130gのレシピ例〉・・・『バスボムレシピ』でのレシピ
- 重曹 ・・・ 70g
- クエン酸 ・・・ 30g
- コーンスターチ ・・・10g
- 粗塩 ・・・20g
- 水 ・・・ 0.7ml (塩に水分が付いているので水は抑え目に。足りなければ足して)
(植物性オイル ・・・ 小さじ1/2)
特徴:
- 塩に粘り気があるので固いバスボムになる(テーブルソルトではない塩を使用のこと)
- 激しく発砲する。
- 塩が入っている方が発汗作用がある。
- お湯は柔らかい
《カオリン クレイをプラスしよう》
+ カオリンクレイ ・・・ 小さじ1/2~1杯
カオリンクレイはとても固まりやすいので、なかなかバスボムを成形時はカオリンクレイを足すとうまくいくことが多いです。
また、たくさんの数を作るとき、最後のほうになると粘り気がなくなってくるので、カオリンクレイをプラスしたレシピで作ると扱いやすくなります。
《水の代わりにアルコールを使ってみよう》
作っている最中に発砲が止まらない!!ということが多い場合は、水の代わりにアルコールを使ってみると良いでしょう。
アルコールの度数が高いほど扱いやすくなります(作成中は換気してください)。
ただし、アルコールも水分なので、入れすぎると発砲が止まらなくなるので注意してください。
追記:シトラス系の精油を使う場合、アルコールではなく水を使ったほうがまとまりやすい。
いかがでしたでしょうか?
好きな材料を組み合わせて作ってみてください!!
いろいろな材料やデザインも載っています:
カップケーキバスボムなど、大人も楽しめるレシピも公開!