プレパレーションカット ❷ 抗ガン剤の脱毛の経過 江東区 美容室

おはようございます 

江東区北砂砂町銀座商店街入り口の美容室

ヘアーシップリボーン 相澤です

今回は 前回プレパレーションカットをされたお客様のその後の経過を記録として残させていただきます。

抗ガン剤が毒だとか、そういった類の議論をするものではなく

僕もお客様も自分の身体の状態を公にすることで、これから同じ体験をする方の不安を和らげることが出来ればと合意の元にブログにしています

僕は十数人の乳がんを罹患されている方のお話を伺っておりますが、全く同じ薬で同じ治療を行っている方がおりません。

それだけ複雑に個人の体質にあった治療がされているという実感です。

パクリタキセル(タキソール)とベバシズマブ(アバスチン)という薬の副作用でお客様の髪の毛の状態が変化していく様子を載せたもので、薬の効果には個人差があるので全ての人には当てはまりませんが、これが医学的に貴重な資料になればと思います。

最初に抗ガン剤を投与したのが3／23  

アバスチンが２週ごとタキソールが毎週

(ガン研有明病院ですが、予約をしても科学治療は数時間待つこともあるそうです。)

先生達は化学治療のことを ケモ と呼ぶらしく

二人の間でケモと呼ぶことになりました。

関節痛などの副作用はありましたが、吐き気や脱毛などの目立った副作用はなく良好なようで、お客様は 副作用の出にくい体質なのでは？と喜び、そして安心しておりました。

しかし  4/5の夜に一枚の写真が送られてきました

↑来たかも、、、

前頭部の髪の毛が引っ張ると抜けるそうです

逆に後頭部は全く抜けない

このあたりはホルモンとクスリの関係なのでしょうか？

4/11 

↑まだまだこんなにあるよ とのコメント

毛量が少なくなって来たので憧れのツィギーセットができるかもと、相変わらず前向きのお言葉

4/12

↑頭皮のピリピリ感が出て来たそうです

抜けた髪の毛が服の中に入ってチクチクするそうです

4/13

↑サイドの脱毛が進みます

冗談で金髪のメンテナンスのお話をしたところ、白髪と上手く繋がって 全く気にならなくてラッキーとのこと

4/14

↑ちょっと衝撃的なので載せるかは戸惑いましたが、サイドがヘアースタイルとして保てなくなって来ています

↑逆に後頭部の髪の毛は残っています。

眉毛やまつげ その他の毛は全く平気なようです

ここで１つの疑問が

このまま全て抜けてしまうのであれば

ボウズに(こちらの方はボウズにしてもかなり似合うという自信があります)

逆にトップとバックの髪の毛が残るのであれば、それでスタイルが作れるのではないか？

抗ガン剤経験者やふくりびの方にも相談した所、２週間ほどで全て抜けてしまった方が多く、もしかしたら脱毛が出にくいのかもしれないというお話

ここは(相澤のブログ)は 病気になって悲しむ場ではなく

前向きになって オシャレを楽しんでいただきたいと考えております！

そこで 先のことはわかりませんが、一度カットしませんか？とのご提案をさせていただきました。

↑抜けた髪の毛をフゥ〜ってして遊ばないように！！

マツキヨさん プレパレーションカット第二弾に続く

ふくりび セミオーダーウィッグのお知らせ

昨日もウィッグを試着しにいらしたお客様がいらしたのですが、現在本部にも在庫が無く

お作りできない状況です。

5月の初旬の入荷待ちになっております。

ご迷惑をおかけしますがしばらくお待ちください。

注:秘密厳守をしておりますので、写真など断りなくブログに載せたりはいたしませんのでご安心下さい。

ヘアードネーションやハナヘナなど気になる情報は右上のメニューからどうぞ

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