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北海道遺産おさんぽスタンプラリー その7

2019.11.01 20:49

順調に巡って、ようやく半分。

中島公園内にある豊平館。

よく知ってるつもりの建物ですがじっくり見るのははじめて。

こんな石の銘があるのも今回気づきました。

知ってるようで、知らない、見てるようで気がついていない。

北海道の開拓の星も発見。

楽しくて、足どりが軽くなります(笑)

あれ、正面入り口ここから入れないの?

表示に従い、右手に回る。

モダンな入り口が別にあるんですね。

ちょうど真ん中、新旧の建物が向かい合うようす。

どっちも大好物。

そしてレトロな館内に。

同じ頃に作られた清華亭でチェックしたポイント。

シャンデリアの付け根のメダリオン。

いろんな柄があります、ここ。

ちなみにシャンデリアも国産だそう。

一階なのに不思議な開口を発見。

わたし的に、豊平館トリビア。

これが何か気になる人は、ぜひスタッフにお尋ねください(笑)


ホテルとして作られているので、部屋がいろいろ。

すごいな、と思ったのは装飾された室内。

ここ、借りれるんです。

夕方閉館後、ここで打ち合わせとかできちゃいます。

うーん、会議は踊る。

酔いしれて、捗らないかも。

1番の撮影スポットはやはりこの階段だそう。

撮りましょうか、と言われましたが邪魔になるのでやめました。

ひとりでも、気軽に写真撮ってもらえる雰囲気。

階段の手すり。

見事としか言いようのない存在感。

ふかふかの絨毯。

今と比べると、少し急な階段。

大正天皇が、皇太子のころの豊平橋を渡っている絵だそう。

ボランティアスタッフの方と回ると面白さが倍増します。

この暖炉、何かちょっと違和感。


天板だけが大理石で

あとは木製、漆喰塗り。

2階ホールの天井飾りは鳳凰。

目のところにガラスが埋め込まれています。

こんなところも、教えてもらえて、なるほど。

ウルトラマリン、と言われる豊平館のブルーの色。

ラピスラズリの色なんだとか。

資料もじっくり観ると興味が増します。

当時のホテルの部屋を再現。

まさに洋風仕様なんですね。

天蓋付きのベッドは、お姫様気分になれそう。

そう、昔々ここにきたのは友人の結婚式でした。

ここで式を挙げた人の記帳が、今も残されてます。

ちょうど真ん中、黒っぽい冊子に友人夫婦の名前が書かれているはず。

一階の喫茶スペース。

最初に入り口で、チケットを購入するシステム。

そりゃあ、もう、買います。

貸切で(笑)どこでもご自由にお座りください。

ちょっとひるみました。

水についていたコースターがわりのカード。

記念スタンプが押されていて、旅の思い出にお持ち帰りできます、と。


ハンドドリップで淹れてもらったコーヒーで

優雅にタイムスリップ。


ひとつひとつスタンプラリーで、尋ねる北海道遺産の建物。

ほんとに歴史を感じつつ、新鮮で楽しい。


どこまでバリアフリー化は、私には体感できませんが

あの新しい入り口はその対策で、エレベーターもあります。

もっといろんな人に見て欲しい、使って欲しい、楽しんでほしい。


あと半分、どんな建物に会えるか、たのしみです。