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ウィメンズケア / ヨガ / ピラティス   スタジオおひさま|新潟/弥彦/燕・三条

今だからわかる、何をやっても痩せなかった時代①

2019.11.03 10:40

今日は知り合いから聞いた昔話をひとつ。




今から10年近く前のこと。

アラサーに差しかかっていたたえこさん(仮名)という女性がいました。


彼女は東京で忙しく会社勤めをしていました。彼氏もいてこのまま寿退社をしようかと思っていたところ、どうにもならない理由から破局を迎えます。


傷心のたえこさんは1人になると過去に思考が飛び、どんどん落ち込むパターンに気づき、何か打ち込めるものを、と会社帰りにヨガを始めます。


初めは硬い体に自信がなく、優しいヨガのクラスに週一回行って満足していました。

そして、ヨガに通い続けるうちにいろんなポーズができるようになるのが楽しくなり、通うペースも週2.3…それが週4.5へとどんどん回数も増え、また選ぶクラスもたくさん動き続けるハードなヨガへと変わっていきます。


ハードなヨガクラスではきついポーズにチャレンジしてよく動き、汗もたくさんかきます。その楽しさに夢中になったたえこさんは朝も仕事前にヨガを受けるため、睡眠時間を4、5時間にして生活していました。


そうこうしているうち、たえこさんは自分ではコントロールできないほどの食欲に悩み始めます。おかげで体重は自分史上最重量を日々更新。(最大9キロの増加だったとか。。。)



『ヨガをしていれば痩せるはずなのに、なぜ…。』

たえこさんは悩みます。


お肉を食べるのをやめてみる。


一食抜いてみる。


ランニングする。


と、ヨガ以外にもいろいろ試すものの、悲しいかな体重は増えてゆく一方。


そうこうしているうちに肌の乾燥が気になったり、お腹がいつも張っていたり、太ももの痛みも感じ始めます。それでもたえこさんは『動くことをやめたら更に太る』と信じてハードなヨガを受け続ける日々でした。


そんな矢先たえこさんのお父さんが急に亡くなり、家庭の事情で地元新潟にUターンしなくてはならなくなります。


たえこさんの住まいから、新潟市内にあるヨガスタジオまでは車で小一時間。しかも長い間ペーパードライバーだったたえこさんは、遠方まで車で出かける勇気はありません。電車は1時間に1本あるかないか。


仕方なくあの毎日のバードなヨガは諦め、実家のお母さんが作る朝昼晩とバランスの良い食事をとり、夜は10時には眠り、朝7時に起き朝ドラを見て、たまーに自分でちょこっとゆるいヨガをするという生活を始めます。


すると…。


何ということでしょう。


何をしても痩せなかった体重があれよあれよと落ちていき、もともとのたえこさんの体重に落ち着きました。とさ。 

おわり。


…お気づきでしょうか、この話。実話です笑。


次回から、なぜたえこさん(仮名)が地元に戻り痩せたのか、を解説します。お楽しみに。