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Fashion source: Daily Journal

Jean Rondeau ジャン・ロンドー@東京文化会館

2019.11.03 14:19

 3年前にひょんなことから、ジャン・ロンドーのチェンバロの演奏を見つけ、1度見ただけくぎ付けに!その1年後、たまたま上野のお墓参りの帰りに、東京文化会館へ入ったら、その「ジャンロンドー」のリサイタルのポスターを見つけてびっくり?! Parisジャンが日本に来て演奏なさるとは!すぐにでチケット購入しまして、初のチェンバロ生演奏に感動しました。

 そして今年の夏、英会話の先生がParisのコンサートの模様が映画になっている動画を急にオススメしてきて、「特にこのgay、Coolだよね」と。なんとジャン・ロンドーだったのです。やはり、1度見たら忘れられないチェンバロニストなのです。それで、久しぶりにジャン・ロンドーを検索をしたところ、なんとJapan Tourがあるではないですか! またすぐにチケット購入しまして、母と行ってきました。自分で調べていないのに、行きなさいと言わんばかりに、何かのタイミングで見つけてしまういつものパターンです。2年ぶりのコンサートとなりました。


 ピアノよりも全然小さいです。鍵盤が上下に。ピアノと黒鍵と白鍵が逆です。ペダルがないですし、音もピアノのような強弱が出せないハープシコードです。今回は、顔が見える側の席でしたので、体の動きや表情などがよく見えました。

 ジャンがピアノの前に座ると、静寂を確認してから演奏が始まりました。髪を一つに束ねて、まるで侍のようなジャン。服はデニム地のシャツに黒いパンツ。前回のいでたちと同じだったような。カジュアルな服で演奏されるのも、トレードマークでなのでしょう。それでいて、彫刻のような顔立ちで、ライオンのようなヘア。でもなぜか、チェンバロが似合ってしまうのはどうしてなんでしょうか! 

 曲目を見ても、全くわかりませんが!ピアノの演奏を知っている方などは、こんな表現方法もあったのか?!と驚くほど、ジャンの奏でるチェンバロはすごいのだそうです。

 優雅な旋律と速度の速い旋律と、ジャンの体の動きが全然違いました。優雅な時のほうは、体を少し丸めた形で、ためがある感じです。顔も結構動きます。一方、動きが速いほうは、指先に全神経を行き渡らせているように、姿勢よく、軽いタッチです。ペダルがないのに、音の余韻がずっと続くほどというのは、相当早い指の動きでないと不可能です。ジャンが演奏している曲を演奏している発表会と見られる方のYouTubeがありましたが、全然違いました。やはり神業です。 

 休憩を挟みまして、後半も素晴らしい演奏が続きました。静寂の中、ハープシコードの音色が響き渡ります。心が洗われます。もちろんアンコールがあったわけなのですが、大盤振る舞いの3曲! 最後もう終わりかと思いましたが、私達が拍手を辞めないでいたら、また出てこられたのです。そして、バッハで締めました。

 アンコールの前に、何かを話していました。マイクがないですし、ほとんど聞こえませんでしたが日本語で、「今度日本に来るときには、日本語で話せるように」というようなことを話していたかな。英語は「静かに聴いてくれてありがとう、音楽には静寂が必要ですね」と聞こえてきたかな。生声も聞きたかった~。アンコールの曲を調べていたら、英語を話している動画を見つけました。フランス人の英語はわかりやすいですね。感動でハイテンションです。(笑)

 ロビーでサイン会のはずなので、出てくるのを待っていました!

 わ!目が合ってしまいました!(笑)束ねていた髪が下ろされて、So cool!

 2年前も同じような写真を撮りましたが!今回はわかっていたので、接写させていただきました。美しくて見とれてしまいますね。今度は、Paris旅行の時にジャン・ロンドーのコンサートが重なるようにしたいと思います!

 今日もまた世界最高峰の演奏を浴びまして、幸せな時間でした。なんと、隣の大ホールでは、フジコヘミングさん+オーケストラだったようですよ! 来週はフジコ・ヘミング@サントリーホールへ行ってきます! チケット発売日に買ったので、前から7番目です!