字が汚い子は頭がいい?
昨日web授業をしていますと中学受験の生徒から
"字が汚い人は頭がいいんですか"
と聞かれました。
面白いですね。
私は主に大学入試旧帝大レベルを担当しており所感から言いますと
"一般的に偏差値の高い生徒は字が汚いことが多い"
です。笑
興味本位でググってみると林修先生も同じように感じられているようです。
私もかなり字が汚く板書する時によく生徒になんて書いてあるのか聞かれます。
指導する側としてはそれではいけないので気をつけるようにはしてるのですが。
ですが私自身、字の汚さ綺麗さと頭の良さは関係無いと考えています。
だって国語の先生って大体字がめちゃくちゃ綺麗ですよね。
国語の先生で字の汚い先生に出会ったことはないですし、国語の先生が皆頭が良くないのかというとそんなこと全くないですもんね。
(まあ字が汚い人は頭がいいと言われると字が汚い私からすれば嬉しいんですがね.......)
ただ自分のことを振り返ってみるとそもそも字に対する考え方が違うように思います。
私の場合、字はあくまでツールとしか捉えていませんし、字を書くことに集中しているというより頭の中で考えたことを勝手に手が動いて書いているだけの状態になっているように思います。だから書くスピードがめちゃくちゃ早い。
話すスピードもそうです。特に大学受験生の指導の時はめちゃくちゃ早口になっているらしく、過去字の汚さ同様スピードダウンを多々要求されました。
おそらく情報量や字に対する考え方が綺麗さ汚さに影響を与えているのではないかと私個人は考えています。
とは言え大人になると字が綺麗な方が良い場面は多々あります。
少なくとも指導する側である以上字の汚さは致命傷。
そこで私は基本的に英語で書くようにしています。
英語だと早く書けるし汚さが目立たない!という安直な考えです。
大学受験生たちを指導する場合もよく板書を英語で書いたりします。
手元にある資料を見て見ましたが、英語でもあまり綺麗には見えないですね。笑
少しは気をつけて行きたいと思います。
採点する側からしても字の汚さは致命傷。たまになんて書いてあるのか本当にわからない生徒いますからね。
でもまあ、字はとにかく伝わればいいんです。
綺麗さよりも内容の方が大切です。
以上理系講師による雑記でした。
Excelsior