初級の生徒さんの連弾曲集の紹介
先日、楽器店で楽譜を見ていたら、
初級の生徒さんとの連弾にピッタリの素敵な楽譜を見つけました。
『カプレ:たくさんの小さなこと』↓
帰ってから弾いてみると、思ったとおり、とっても素敵な曲ばかりです。
プリモ(右側に座って高い音を演奏する奏者)が、
たった5つの白鍵だけで作曲されているので、
ピアノを習いたての生徒さんでもすぐに弾くことができます。
プリモは全曲、ハ長調ベースで書かれていて、
セコンド(左側に座って低い音を演奏す奏者)は、様々な調号で書かれてあるのです。
面白い楽譜の書き方にも驚きました。
シンプルなプリモに、セコンドが一緒になることで、美しい音楽の世界が広がります。
今年買った連弾楽譜の中で、一押しの楽譜になりました。
レッスンに発表会に、取り入れていきたいと思います。
同じく、プリモやセコンドが5つの音だけの連弾曲集を もう2冊紹介します。
1冊目は『ベレンス 五つの音による初歩者のための連弾曲集』↓
短い曲が27曲、少しずつ長く、少しずつ難しくなりますが、全曲プリモは、5つの音だけです。連弾によって楽しさが加わります。初見の練習にレッスンで大活躍しています。
2冊目は、『ピアノ連弾のための小品集 先生と生徒』です。↓
この曲集、セコンドが5つの音だけで弾ける大変珍しい楽譜です。
一般的な連弾楽譜は、プリモとセコンドが同レベルか、プリモが易しいので、
初めて見た時はビックリしてしまいました。
とっても面白い連弾曲集です。
シンプルなバスの音(セコンド)を弾いている生徒さんは、
プリモの先生の音の響きと一緒になって奏でられる、
モシュコフスキの大変美しい音楽を体験することができます。
勿論、先生と生徒だけでなく、お友達同士、ご家族で、
楽しむことができる優れた連弾曲集です。
プリモやセコンドがシンプルな5つの音で弾ける連弾楽譜の紹介でした。