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薬の千夜一夜物語 漢方薬編

泌尿器科の薬 (その6)ウブレチド™錠

2019.11.05 22:00

本日紹介するお薬はウブレチド™錠です。


有効成分はジスチグミンで作用機序はコリンエステラーゼ阻害薬です。


排尿障害(神経性膀胱等)の改善に使われます


この薬、古い薬ですがコリン作動性クリーゼという意識障害を伴う重篤な副作用がでる場合があります。


ジスチグミンですが、可逆的、持続的にコリンエステラーゼを阻害するという非常に良い一面を持ちます。


しかし、コリンエステラーゼ阻害作用が強すぎる場合下痢、腹痛、悪心、嘔吐、唾液分泌過多、発汗、徐脈、縮瞳、などの症状に注意する必要があります。


ジスチグミンによるコリン作動性クリーゼの発症はまだ毎年2名が報告され、その5%が死亡しています。


クリーゼはcrisis(危機)のドイツ語でウブレチド™の場合は要するに急性薬物中毒です。


ウブレチド™錠5mg

【有効成分】 ジスチグミン臭化物


【製剤】   ウブレチド™錠5mg


【薬価】   ウブレチド™錠5mg    18.1円/錠


【用法、用量】 1日5~20mg を 1~4回に分けて経口投与する


【薬効】    低緊張性膀胱による排尿障害(泌尿器)


副作用】   コリン作動性クリーゼ(初期症状:悪心、嘔吐、腹痛、発汗、尿失禁等)


【作用機序】  コリンエステラーゼ阻害薬