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すばるのあさBLOG

ガッテンねじねじ農法

2019.11.22 11:22


 大和ファームさん主催で三浦伸章さんご本人がいらしての「ねじねじ農法」は稲藁とススキで誰でもできるシンプルなものだった。そして三浦さんの気さくなお人柄がこの講座を何十倍も楽しくしてくださった。

 

 最初に畑の土の確認。

トラクターで耕した所なので10センチくらいはスコップが入るがそれより下が固くて入らない。

草を抜くのもある程度力を入れないと抜けないし、根っこに土がついたままの状態だった。違いが判るようにスコップですくった土をアスファルト道路脇にとっておいた。

そして「ねじねじ」を作り始めた。

 小さなバケツに水、あとはほんの少しずつ海の塩、酒、ぬか、笹の葉 竹炭を混ぜたものを手に取ってさするように藁に付ける。これは濃度など完璧ではないが、稲藁に情報を入れる事が目的だそうだ。

 そして18本の稲藁を足や腿で固定して9本ずつの稲藁を正転にねじったものと反転にねじったものと作り、さらにこの2本を正転にねじる。



 余談だが、神社のしめ縄は明治以降は一方向にねじった物を使用しているらしいが、昔は上記のような2本のしめ縄を正転にねじったものだったと初めて知った。

 

 結び終わった稲藁をまず胸の所に当てて、深呼吸をした。吸いきれないほどの息、空気が身体に充満する。これは三浦さんのお話によると正転と反転の結び目から電気が発生し、さらに微振動が起き身体の隅々まで行き届くかららしい。

 

 穂先が出ていない方を北に向けて畑に置いてみる。

すると、先程まである少し力を入れないと抜けなかった草がサッと抜ける。

 三浦さんが「かかとに力を入れてみて」と言われ、立っている皆がかかとにグッと力を入れる。

畑の土が凹んで行く。

えっ!こんなに柔らかかったっけ?すごい!皆の声が響く。

 そして道路脇に取っておいた土と比べてみる。

以前の土は握り潰すのが大変だし、塊のまま割れてしまうが、結び稲藁を置いた後の土は握って掌で揺らすとサラサラっと落ちて行く。明らかに感覚が違う。

もう驚きの連続だった。


これはまだ第一段階。

 次は緩んだ土をスコップで円または十字に掘って竹炭をパラパラと十字に撒く。真ん中に小さい石を置く。

 正転にねじった18本の稲藁を3本のススキの茎にかまして巻いて行く。これを穂先を南側にして置く。

 次に反転にねじったものも同様に巻いて行き、今度は穂先を北にして平行に置く。

 同様に反転のものを穂先を西にして置き、正転のものを穂先を東にして置く。

真ん中の小さな石を中心に井桁になる。


 6本の稲藁を正転にねじり3本のススキにかまして巻き付け、9本の稲藁を反転にねじり3本のススキにかまして巻き付けたものと合わせてる。

 その際6本のものを右にして合わせ、井桁の中心に刺し、最後に最初に作った結び稲藁の輪を入れて出来上がり!


 掘ったところに土をかぶせて先程のバケツ水も撒いてしまう。

 身体の硬い人がその上に立って前屈をすると驚くほど前のめりになっていた。

 畑のイヤシロチ化はコンクリートの遮りがなければかなりの範囲まで大丈夫だそう。今いる畑の上も下もみんなイヤシロチ化されている。


 冒頭でも話したが三浦さんはとても茶目っ気たっぷりな気さくな方。

 お昼に大和ファームさんで用意してくれたお弁当屋さん(ふらここ食堂)についてもきちんと紹介するように促していた。関わった人や物との循環とか繋がりを大切にしているとおっしゃっていた。その姿勢も共感できる。


 「ねじねじ農法」は誰でも簡単にできるように藁とススキを使って考えた。作ったものを差し上げるのではなく、それぞれが自分の言葉でみんなに伝えて行って欲しい。地球と共に生きること!

そんな締めくくりに心がほっこり暖かくなった。