嘆きのレモネード
以前、ディーンアンドデルーカの渋谷ストリーム店で、ライラックブルーのきれいなサーモタンブラーを買った。
あちらの記事で記憶を遡る。去年末なのか…そんなにたつのか。
しかもなんか、いろいろ思うことがあって書いた回だった!いま軽く見返したら、めっちゃ含みのある書き方をしている。なんでこんなことを書いたのか、もう時効だと思うし、後で触れることにしよう。
さておき。タンブラーを買ったときに、ドリンクチケットが入ってたの。
期限はないんだけど、この店舗でしか使えない。
ともちゃんと、また一緒に渋谷にゆっくり来れたとき使おうねー!と約束したのだ。それをふたりとも律儀に覚えていて、使わずにとっておいたのである。
それを、ついに財布から取り出す時が来たのだ…!!
ともちゃんのチケットはきれいだったけど、私のはボロボロのヨレヨレであった。こういうとこに人品が出ちゃうわよね……ハァ。。
ともちゃんは、シーズンスペシャルのホットアップルサイダーに、クリームを浮かべたやつを頼むという。
わたしはシナモンが若干にがてなので、ホットレモネードをたのんだ。
しかし、店内のどこもかしこもいっぱい。席がひとつも空いてなくて、結局下の階の川沿いのカウンターで飲むことに。
ともちゃんは美味しく飲み始めたのだが、私のはとにかく全然冷めなくて、スリーブをはめてるのに指を軽く火傷するくらいであった。
蓋をとって、とにかく冷ます。お店に戻って木のマドラーをもらって、混ぜて混ぜて冷ます。
しかし、異常なほど冷めない。しかもちょっと口を付けてみたら、熱くてとても飲めない…そして、異様に酸っぱい。甘み成分は下に沈殿しているのだろうか。
こんな強烈に酸っぱいレモネード飲んだことない。こんなものなのか。
頭の中が??????、と、?でいっぱいになった。
しかし、おしゃれな店のおしゃれな飲み物ってこんなもんなのかもしれん。
おしゃれな味覚じゃない私の方がおかしいのだろうか…と思ったのだが、いくら混ぜようが冷まそうが、熱さも味も変わらない。喉がイガイガするほどだ。
これは、全部のめない!
ようやくおかしいことに気づき、ちょっと飲んでみてよーとともちゃんにたのんで、味見してもらった。
「これは…熱湯にポッカレモンをぶち込んだだけみたいな味よ」
よかった、私の味覚は合っていた。
お店に戻ってお兄さんに、これは飲めませんと言ったら、味見をして顔をしかめ、作り直しますと言ってくださった。
どうやら、なにか入れるべきものを入れなかったらしい。「それでいつまでも熱かったのね。普通シロップとか足すと、温度がまあまあ下がると思うの」とともちゃん。なるほど。
しかし、私の喉はイガイガで、もう熱いものが飲める状態ではなかった…残念。
チケットあったからタダでもらったものだったし、今回はもういいですーと言ったら、「すいません!もう一回チャンスください!!」とまたドリンクチケットを一枚ずつ渡された。
ウッ…また一年かけてボロボロのヨレヨレに育てるかもしれんが、いいのか?そうか。
ではまた来ます。
さて、前述の・・昨年末タンブラーを買った時の投稿に含みがあった、という話をしよう。
あちらのサイトにはいろんな価値観の人がいる。それはまあ、構わないのだけど、読者にもきっといろんな人がいる。
基本的には、大勢の中から審査に通って書き手に選ばれたのだから、個人個人で言いたいことを書きたい風に書いたらいいと思う。
コスメの横にベルサイユのばらばりに花びらを散らそうが、とてもいい服をありえないくらいダサいコーデにしようが、髪やコスメを変えるたびにキメ顔どアップで自撮りしようが、それを悪いことだとは思わない。毎日のように欲しい物を買いまくり言いまくり、それをマシンガンのようにまくしたてようが、嫌なら最後まで読まなければいい話だ。名品をドヤ顔で買ってモデル立ちしようが、それをすぐにフリマアプリで売り飛ばそうが、知ったことではない。あれっ消したけど見えてるな。
それで読者にどういう印象を持たれようが、好きに自分で責任を取ったらいいからだ。人にどう思われようが、社会的評価を下げようが、誰かの心を傷つけようが・・自分に返ってくるときはくるだろうし、こないときは知らないまま続けて、時が来たら卒業すりゃいい。他人の知ったことではない。
しかし、あの時は何かすごく嫌なものを見たのだ。近年、1年に数回ある。
自分の個人的な好き嫌いってレベルならスルーするし、なるべく嫌なものが載ってそうなものは開かないようにしている。
(これは長く見てくれてる人はみんなそうだと思うが、経験則から勘が働くというか、何となく地雷がわかるようになるのだ。予想通り嫌なものだった・・と確かめて、当たって正解の暗い満足を得られたとしても、その繰り返しは人の健康な心を蝕むだけだから、やらない)
確かあの時は、最初のトップ写真がもう無理なやつで、避けようがなかったのだ。
そもそも、自分は人の顔を塗りつぶしたり、スタンプを押して隠すタイプの写真が嫌いだ。それでもまあ、家族写真で自分ちの子の顔をわからなくするのはまあ、アリだと思う。しかし、やっていいのはその子の親だけだ。
自分と子どもを顔出しして、よそんちの子の顔を何人も塗りつぶしてまで行事写真をアップするのは、それは配慮とは言わない。塗りつぶされる方の親の気持ちになってみろ。
それを見せられる方の気持ちにも。他人の、首から上のない子どもの写真をだ。
こういう時、心がすぐに引き戻されてしまう。子どもを亡くしたばかりで、世の中の全てが暗闇みたいに見えてた頃に。
よその親の、よその子どもの尊厳を勝手に奪って、そこまでして一体何をアピールしたいんだ。本当に。自分と自分ちの子以外、何も見えていないのか。なんて幸せな脳なんだ。よかったな。でもそれはもはや暴力だと自分には思えた。
その時、ああもうやめたいな、と思った。本気で嫌になって具体的な動機を持ったのは、初めてだったかもしれない。こんな人と同じくくりに入れられたまま活動していくなんて、我慢できないと。
そのあとの一年近くで、もっとやめたくなるようなこともあったし、こんな投稿をするやつにいま自分のいる席を絶対譲りたくないからやめたくない、と本気で思ったこともあった(私は結構クソ負けん気の強い、ブラックなところのあるやつなのだ)。
……のだが、実際は先方から電話がきて、今年でやめてくれとクビを言い渡してくれた。
おいおい、せめて半年前に言ってくださいよ。半年前にはいつまでもいてくださいとか言ってなかった?いくら何でも急じゃないですかと食いさがったら、でもやめたがってましたよねー、10年目なんだしわかってくれてましたよねーとのこと。・・まじか。すごいロープの切り方するな。
そう、私はヤメルンデス〜、ではなく、クビナンデス〜が正解なの。
かっこわる!(笑)
席など実は存在しなかったのだ。席なんてもんは、人に用意されるもんであって、自分はただのパーツ。用意した絵に当てはまらない、もしくは必要なくなったパーツは、向こうの都合でいつでもつまみ出すことができるし、そこに配慮など必要ない。こっちの意思など、本当は関係なかったのだ。
それでも、そこそこいいパーツだったと思うけどな。。そうでもなかったのか。
うーむ、どうせなら自分で決めたかった…長らくお世話になりました。