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自然の力を活かした 住まいをお届けする 細江住楽設計

ホーダー 1

2013.01.06 02:20

自分流!

すっきりとした暮らしが維持できる

住まいづくりをサポートする住楽です。



昨日の毎日新聞の夕刊に


「ごみ屋敷 市費で撤去」


という記事がありました。


火災などの危険がある「ごみ屋敷」が、

大阪市内に少なくとも68軒あることが、

市の調査で判明。


13年度予算案に約3000万円を計上し、

ごみの撤去費用を負担したり、

住民の健康状態を把握するなどの対策に

乗り出す方針。


昨年10月に東京都足立区では、

正当な理由なく命令に従わない場合、

ごみを強制撤去できることなどを

定めた条例が成立した。


とのことです。



「ごみ屋敷の住人」を、

アメリカでは物をため込む人、

ホーダー(HOARDER)といいます。


昨年6月、

今住んでいない家(戸建)を改装して住みたい。

ただ、荷物があって整理しないといけないので、

ライフオーガナイズからしてほしいとの要請がありました。


ライフオーガナイズの資格をとってから1件目。

とにかく状況を見てからにしましょうと

現場へ行きました。



(゚_゚i)えっ!


…初めて、ホーダーの実状を知りました。


想像を絶するモノの量で、

人が通る「ヤギ道」があり、

ほぼ、荷物は背の高さより高く積まれている状態。


救いは腐るような食べ物はなかったので、

ほこりはすごいが、悪臭はしません。



「とにかくできるところから始めましょう。」

と言ったものの、正直放心状態です。(ノ゚ο゚)ノ


帰ってから図書館に行く用事があり、

子供と出かけましたが、心はここにあらず。



新着の棚にある黄色い本が目に入りました。



(画像はお借りしました)


うわ~!うそ!誰か見てた?

「これ読みや」って、背中を押されたようでした。


もう一気に読みました。



しかし、読み終わると同時に、

自分の無力感に襲われました。



基本、

カウンセラーや精神科医と組んでするべきことと知っても、

専門の方がいるか調べても、日本ではまだいない様子。


ただ、もしカウンセラーさんを連れていくにも、

費用の面、カウンセリングの必要性を説明する

ハードルがあります。


とてもデリケートな部分です。

私たちライフオーガナイザーは医者ではないので、

診断をすることができません。


色々考えた末、

私なりに、その本の内容を踏まえて、

作業に入りました。


まず、不要なものかどうかをひとつずつ確認です。


つづく




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