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細江住楽設計

綾部の競り市

2013.01.25 21:12

桧と杉の香りが好きな建築士で

ライフオーガナイザーの住楽です。



今日は旧暦の12月15日。

そう赤穂浪士が討ち入りした日です。

こんなに寒い日だったのでしょうね。


寒いけど、

寝る前に赤穂浪士が見た月明かりを

見てみたいです。



さて、24日のバスツアーは天気に恵まれ、

暖かな日射しに包まれながら

京都丹州木材市場 の木材の競り市が始まりました。


木材6000本・約800立米(りゅうべい)。

この日の競りで全て売れます。




競り子さんが、

1本もしくは1山の立米単価を独特な口調で競っていきます。

買い手は指を動かすジェスチャーにて買値を伝えます。

競り子の持つ鉦(かね)がなれば落札です。




どこの誰の山から出たどの樹種などの情報が書いてます。



既に競り落された紙を見ると、


100番さんが、

22、- 

1立米当たり22,000円

で落札です。


お肉でいうと、100g当たりなんぼって感じ。


上の写真の札の木は、

長さ6メーターのヒノキ 0.375立米。


一本8250円

              ↓



6メーターの木は通し柱に使われます。

お客様の手に渡るころには、

運送代、加工代、乾燥代等々の積み重ねで、

10倍以上の値段。


林業家が大切に育てた木の原価、

とても安く感じますね…。



今回色々をお世話をして頂いた

伊東木材の専務さん(→) が競りで、

ある一定の曲がり方をしてる材木を購入される買い手さんがいて、

不思議に思い、話しを聞いたそうです。

すると、川用の船を造る大工さんで、

船の形に合う杉を選ばれていたそうです。


買い手さんも色々です。


参加頂いた方も、

とても珍しく、楽しい体験ができ満足頂きました。

もちろん私も。


京都丹州木材市場さん、

伊東さん

ありがとうございました。