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細江住楽設計

メンテナンスも考えて

2013.04.20 08:45

桧と杉の香りが好きな建築士で

ライフオーガナイザーの住楽です。



雨が降ってきましたね。

またちょっと寒くなります。


今日、10年前に竣工したお住まいに行きました。

早いもので、当時小学校1年生の娘さんも、高校2年生。


奥様は、私の学生時代の友人で、

フラワーアレンジメントの先生をしています。


私の独立のきっかけになった住まいです。


(10年前の写真)

→今はすこし飴色になり、もっといいい感じ


構造と床、天井材は奈良吉野の桧と杉。

外壁は【そとん壁】、内壁【中霧島壁】。→高千穂シラス

窓は木製サッシと特注アイアン面格子

とても贅沢な住まいです。


今でも桧と杉の香りに包まれます。


今日、

給湯器の取替と低温床暖房の不凍液の交換をしました。



不凍液交換中


無垢材を床材に使う時、低温(40度位)の不凍液を循環させる、

低温床暖房を使います。→富士環境システム

熱源はガス、電気、PGどれでもOKです。


不凍液の寿命は約7~10年で、今回給湯器を取替する時に一緒にしました。


この10年で給湯器の故障もあり、

メンテナンス料や手間もかかったので、

給湯器は大阪ガスさんのリースを利用することに。


給湯器も高機能のものになると結構高額ですし、

不凍液交換も家計の負担になります。


友人も、

「メンテナンスの積立しとかなあかんなぁ~」と溜息。


キッチンの水栓も、ちょっと不具合あり見積りすると、

一番多機能な水栓を使っていて、

同じ物に取り替えると7万円位かかるそうです。

ひと昔のように、パッキン替えるとかじゃないんです。


まだ目をつぶれる範囲の不具合なので、

ひとまず我慢。



何千万円の住まいづくりの何万円かは、

ついつい

「これぐらいいいか…」

と金銭感覚も麻痺しがちです。



住まいは、建てて終わりだったら、使い捨てです。

メンテナンスも考慮して予算を組み立てて下さいね。



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