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自然の力を活かした住まいをお届けする細江住楽設計

介護ベットと化学物質過敏症

2017.04.14 08:43

自然に暮らす平屋の家

 

解体工事が来週末より始まります。

その前に、お片づけのお手伝いも入り、

かつ確認申請も急がないといけなく、

相変わらずバタバタしております。

 

そんな中、

お施主さまと同居される

お母様が室内で転倒され、

幸い骨折はされなかったのですが、

ご自宅での安静を余儀なくされました。

10日間は動かないよう

主治医さんから釘をさされたようです。

 

少ししてからお電話がありました。

 

介護ベットをリースにて

手配されたようですが、

消毒されていて、困られたようです。

 

通常、介護ベットは医療用なので、

特にマトレス部分が消毒されています。

 

化学物質過敏症の方にはきついです。

 

お施主さまは別の部屋で

お休みされるようにされたようですが、

お母様もその匂いで気分が悪くなり、

我慢できず、返却されたそうです。

 

かといって、たちまち困られ、

私にもそのご相談でした。

 

無垢材でベットを作ったことありますが、

介護ベットとなると、機械がからみます。

 

素材の確認から、出来上がるまで

3~4カ月はゆうにかかり、

費用も半端なくかかります。

 

 

すぐにまた電話があり、

ケアマネージャーさんが、

展示品にて、新品ですが

比較的時間が経っていて、

匂いがとんでいそうなのを

見つけてくれて、

すぐ手配したそうです。

 

なんとも、

化学物質過敏症の方は

苦労されることばかりです。

 

今回、

化学物質過敏症の方の

家具製作された方とお話しましたが、

ボランティア状態で、

最初は色んな方も参入していたそうですが、

ほとんどいなくなったそうです。

その方も、新規で受けないようにされているとか…。

 

お施主さまからも

どの施設にも

入れないから、

自宅を安全なところにして、

一生をそこで過ごします。

とお聞きしていましたが…、

言葉になりません。

 

 

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

 

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