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ソフトバンクホークス惜別2019(5)美間優槻

2019.11.05 04:40

捕手の相次ぐ故障で大騒ぎになった2018年春。

内野手の曽根が捕手候補に名乗りを上げた。

「捕手の方が出番がある」

と達川コーチも太鼓判。

実際三軍の試合では、何試合かマスクをかぶって出場したが

結局捕手として一軍に昇格することがなかった。

それどころか、フォアザチームで

「どこでも守ります」アピールをした曽根が

7月にトレードで広島に移籍したのには驚いた。

そうくるのか・・・と。

そして広島からやって来たのが美間優槻。

2012年ドラフト5位で広島に入団。

打力には定評があり、広島でも期待され

18年前半一軍でも30試合に出場していた。

移籍当初ホークスは勝率5割ギリギリ。

内川、松田と右打者がなかなか結果を出していなかったので

即戦力として期待したが18年は一軍出場無し。

今季は一軍で15試合に出場。

プロ入り初本塁打も放ち、

ライトやファーストでスタメン出場も果たしたが、

大きな活躍はできず6月以降は二軍暮らし。

今季オフで戦力外を通告。

このまま引退すると報道された。

ちなみに美間と交換で広島に入団した曽根は

昨年一軍11試合に出場。

ホークスとの日本シリーズでもその雄姿を見せた。

そして今年はキャリアハイの64試合に出場。

カープに欠かせないユーティリティプレイヤーとして活躍している。

美間はまだ25歳。

環境が変わればまだやれるのではともったいない気がするが、本人が決めたのだから・・・。