小さな成功体験を積み重ねるってどういうこと?仕事のやる気が出ずに前向きになれない時に
寒くなってきて体調を崩す方が多いですが
仕事が溜まっていてなかなか休めないということが多いと思います。
特に年末ですから忙しい中で、去年の自分と比較をして何か変わったことはあるかな?と考えるタイミングでもあります。
働き方が変わっても追いかけるものは同じで
場所が変わって少しやり方が変わっただけです。
慣れないやり方や疲労の蓄積からパフォーマンスも落ちますので思い切って休んでみても
休まない場合と比較しても仕事が終わるまでのスピードは最終的に変わらなかったりもします。
今回は「成功」についての内容です。
成功と聞くと何を想像しますか?
仕事や就職活動というテーマにおいては
「成功事例」や「成功体験」というキーワードで登場してきます。
自分のやってきた仕事をアピールするために
過去に担当した仕事で規模の大きいものや
難易度の高いものがその内容になることが多いです。
ただ、成功の定義って人によって異なりますよね。
一般的に難易度が高い内容もありますが
その人の苦手な部分を克服したり、苦手な分野で結果をだしたりと
マイナスからのスタートですと振り幅が異なり
同じ成果に対してもっと難易度が高くなっている状況もあります。
もちろん大小もあります。
例えば、人と話すことがとても苦手だけれども
お客様対応をした際にとても褒められたとしたら
一般的に考えれば普通のことでも
苦手意識があり自分の中で相当ハードルが高い状況ですので
自分としたらありえない結果だと思うんです。
特殊なスキルを活かしている方だとしてその仕事が一般的にはとても難易度が高くても
本人からしたら上記のエピソードのほうが難易度が高いはずなんです。
難しいのが
ではその本人の苦労したエピソードと
当たり前のように武器としている特殊なスキル
どちらが仕事で求められる機会が多いかというと
後者のその人が当たり前としているスキルという強みです。
そのスキルが仕事で必要だから声がかかることのほうが多いと思います。
全員が全員同じようにできるわけではなくて
全員の能力が違うなかでそれらが噛み合って組織は回っているわけで
そう考えると何をアピールするべきなのか悩んでしまいますよね。
その「成功」を使い分けることがとても大事です。
就職活動で言えば、募集先があっての話なので
ある程度は求人票に記載をされた「求められる内容」があるわけです。
目的はその会社に入社することなので
そうなると
その内容に合った「成功」の話を選択するべきですね。
仕事などにおいては「成功」が自分を支える糧になってくれます。
小さい成長を積み上げるといいますが
すごく大きな実績と比較してしまっていることが大きくて
こんなの成功のうちに入らないと勝手に思ってしまうのでどんどんやる気が削がれてしまいます。
非常にシンプルな話で、去年できなかったことが出来るようになったり
昨日よりも上手に出来たり、新しいことができるようになったり~
意識していないけれどもそういった
変化だって自分にとっては成功です。
もちろん、会社の中で評価されるために求められる成功はありますが
(各種KPIや営業なら売り上げ目標の達成など)
大きく達成感を得ることは出来ると思いますし
達成することで誰かが求める評価に値する「成功」になります。
その過程でモチベーションを維持しないとそもそもたどり着けないと思うんですよね。
「なんのためにこんなに頑張ってるんだろ」と日々の虚無感と戦うという別の課題が生じてしまいます。
そんな時にこそ「今の自分」をしっかり理解して
小さくてもプラスの変化を追い求めることが大切です。
ノートに残してもいいですし、定期的に振り返ってみても良いです。
今の自分の立ち位置がなかなかわからなければ、転職サービスを活用して
実際に市場価値を調べたり、周囲との状況を比較してみるのと良いでしょう。
そういった外向けの成功も自分の成功を積み重ねてモチベーションを保った結果としてたどり着けることが多いです。
小さい変化を追いかけるということは細かく考えることができるということで
しっかりと階段を作れるということでもあります。
小さい成功という言葉はよく出てきますが正直なんのこっちゃと思っていた時期もありました。
いきなり大きな成功を得ることだけを意識したこともありますが、それはなかなか上手くはいきません。
目の前の仕事をしっかりやること
考え方が地に足がついていること
いろいろありますが
結局は共通して自分で自分の変化に気づけてそれを喜べるかだと思います。
コツコツ小さい仕事を常にしていなさいという意味ではなくて
自分で気づける成功を日々感じながらその中で自信をつけることが
良いパフォーマンスをするために必要だということだと経験から考えるようになりました。
自信が大きくなっていけば行動も大きくなりチャレンジの幅も広がります。
そう考えると全く変化のない人はいないと思います。変化を気にすることをやめるか意識し続けることが出来るかな違いです。
ただ、その成功も誰かの評価があって活きてくるのが社会です。
難しいですが、自分のキャリアにとっては求められる変化が積み重ねられていて
その成功が将来必要だと思っている道筋に乗っているか~
無駄な経験は意識次第ではありませんが、時間は限られているのである程度は絞る必要はあります。
経験から考え方が変わることもありますし
もちろん、絶対にブレない部分もあります。
自信を無くしていたり、漠然と悩んでしまったら
是非「小さな変化」を意識してみてください。
積み重ねていくと大きな変化にも気づくことが出来るでしょう。
そういった観点から今と将来を見た上で現状に納得がいかない場合は、将来をより良いものにするための作戦を立てることも一つです。