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[公式]石川流域生きものミュージアム・雨ふる大地の水辺保全ネットワーク

アゲハチョウは葉っぱの味を確かめてる「アゲハチョウ」

2019.11.08 21:24

▲キアゲハ

▲ナミアゲハ


 アゲハチョウがとまったら、そのようすをじっと観察してみましょう。

 とくにアゲハチョウが卵をうむミカン科の植物などを見るのがおすすめです。

運がいいと、葉を削りとるような動きが見られるかもしれません。 

では、なぜ味見をする時の場でしょう。それは、自分の子が食べられるかどうかを確かめるためだと考えられています。

チョウやガの多くは、それぞれ自分の子が大好きな葉を選んで、その葉に卵をうみつけます。卵からかえった幼虫はすぐに飛んで移動するわけにはいきません。卵があったまわりの葉を食べて大きくならなくてはいけません。

卵がうみつけられる場所は、子が生きていくためにとても重要なのです。

そこで、チョウやガは、自分の子が食べられる、おいしい葉をあしのセンサーで味見をして、選んでいるのです。 ハエも似たように、あしで味見をしています。

ハエがあしをすりすりとすりあわせているようすをみたことがありませんか?

それは、あしのセンサーをきれいにするためだと考えられています。