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信長の野望20XXボスの強さレビュー

【福袋】阿保良さんはなぜそんなに話題にならないのか

2019.11.09 02:05

自分へのご褒美的に福袋を買っちゃいました。

津軽の奥さんです。

自軍のパーツとして欠けている薬師の全体回復。そこをなんとかしてもらいたいなと購入を決めました。

私が福袋で購入した武将は、義姫と花舜夫人、七夕阿菊。阿保良は4人目になります。なんだかんだ買ってますね...なるべく石でガチャは回さないようにしてますが。


義姫の場合、当時はむしろRPG777が欲しかったのもあります。本人はしばらく寝かせた後に特性移植(→豪姫へ)で使ってしまいましたが、今になってみると本人を使っておけばというシーンもありました。

ただ石川高信を引けた事でここのポジションはなんとか賄える気がします。


花舜夫人については、完全に特性(攻撃を受けると毒付与)の一点において求めました。

ただ本人も可も無く不可も無くの薬師なので、今に至るまで移植することなく本人を用いています。


七夕阿菊は強行にイベントに絶賛活躍中です。初心者から上級者まで、どう転んでも本人が使えるデザインですね。


それぞれの人気はどうでしょうか。


義姫はパック自体のコスパが抜群なこともあり、福袋界随一のメジャー武将な気がします。

花舜(及び特性)は、持っている人は密かに持っている印象。

阿菊は当時TLを眺めていると、黄梅院と二分する人気だった気がします。フレで見ることもままあります。


では、阿保良さんは?私のアンテナが低いのかもしれませんが、あまり見かけないしそんなに話題になっていない気がします。

ゆーても薬師の全体回復ですよ?

...そこで私なりに、彼女が今一つ不人気に思える理由を考えてみました。


①「既に全体回復の薬師を持っている」


まずもって、薬師の全体回復界には昔から細川ガラシャという重鎮がいます。

最近でこそ彼女と同じ回復倍率に高いステータス、呪い1ターン減というおまけまでついた小西行長が登場したものの、

それこそ開眼システム実装前からガラシャをガチガチに育てていたようなベテランエージェント諸氏において、彼女の地位が揺らぐものではないでしょう。

いわんや阿保良においてをや。

また、昨年登場の生駒吉乃(クリスマス)が界隈に及ぼした影響は非常に大きなものでしょう。

ガラシャ小西より回復倍率は劣る(0.25)ものの、全体回復しつつ「全体に」防御バフ15%という、防御戦の申し子の如き性能。

最近の私はファーストコンタクトの降臨において、まずフレ欄から彼女を探すことが多いです。

もちろん何人かのフレンドの方がごついのを育てているからですが、そのスキルは全ての回復薬師を見渡しても屈指のものです。

果たして私が彼女を持っていたら阿保良さんを取りに行ったかというと、Noであるとしか考えられません。


②スキルのおまけ部分「状態異常1ターン減」はどうなのか


阿保良の回復倍率は0.25。同じ倍率のクリスマス生駒よりステータスは下がるといえ、全体回復として及第点なのかなという感じがします。

(大昔、三年くらい前に流行った「寿司(起死回生)+ガラシャor別所」みたいな戦法だと足りないのかもしれませんが...)

では、クリスマス生駒の全体防御バフの代わりに、阿保良が何をするかというと「周囲の」「状態異常1ターン減」です。

ここの部分の訴求力が弱いのかもしれません。

状態異常のターン数を減らすといえば特性「万劫の守護」が、今もなおマスターピースとして君臨しています。

それこそ重鎮ガラシャやクリスマス生駒に万劫、という特性の組み方もよくお見受けします。

そういった武将を持つ方にしてみれば、阿保良のおまけというのは殆ど魅力的に映らないのかもしれません。

ただ、私のような今まで万劫の守護を1枚も持ち得ず、今後も万劫の守護を引きに行く予定がない(※寿桂尼さんには何のうらみもありません)エージェントにとって、

スキル使用頻度の高い全体回復に、周囲といえ状態異常1ターン減がくっついているというのは少しの可能性を感じさせるものです。


...薬師の全体回復を持たず、万劫の守護も持たない、なおかつ福袋を買っていいかと思えるエージェントがターゲットとすれば、「4周年記念」福袋としてはニッチなところを突いてきた感がありますね。


③固有特性「応急手当+全状態異常30%減」というのはどうなのか


応急手当そのもの...については、昔と異なり、防御戦での優秀さは認知されてきたと思います。

装備を含め応急手当効果を重ねることで、壁的な役割の武将にとって効果は大きいです。

ただ、スキルを頻打する想定の全体回復役がこれを敢えて持つのは微妙な線です。

20といわない、15%でもいいから「与回復量増」であったなら...と思ってしまいます。


では後ろの「状態異常30%減」はどうでしょう。

例えば装備でサンタ帽(ヒーローアーマー)と合わせると、全状態異常55%減。

ここに他武将の「丹心の眼差し」や「点心会席」等を合わせると、少ない組合せで呪いや麻痺を完封しうる。

そんな想定が一般的なのかなと思います。

例えば、特性で「真の天下人」や勾玉黒姫固有と合わせると、全状態異常ほぼ無効みたいな存在となりうるわけですが、それで他の武将が救われるわけではないのでネタの域を出ない印象です。


スキルと噛み合うようで微妙に噛み合ってない特性ですが、私は状態異常30%減のほうは魅力的に感じます。

つくづく、応急手当でなく与回復量アップであれば...と思わざるを得ません。

(固有を外せば、割と容易に回復量は1万超えます。)


さて、ここまで考えてきたところで、

【そもそも全体回復の武将(薬師)とは必要なのか?】

というテーマもありますが、それについてはまた別の機会で...


年末にかけて阿保良さんをゆっくりと育成したいと思います。

ちなみに全身画。ここで人気が出るかというと、このゲームの層的には微妙かもしれません。

キャラクター的には普通の良い人っぽい