4つの幸せ
皆さんは “happiness square” ということを聞いたことはあるでしょうか?
私がこの言葉に出逢ったのは、
19歳になる誕生日の少し前、
今からほぼ丸22年前1月。
『幸せ』という漢字はかけても、
日本語は言えても、それが何か想像もしなかったけど、
私の母は『平凡が一番幸せ』というのが口癖だったので、全く平凡ではないくせに何言ってるんだ!と母を逆恨みしながら(笑)こんな毎日を指して幸せだと言うならこんな生活クソ喰らえだ!!
(育ちが決して悪くは無いはずですが何せふて腐れていたので口が悪い幼少期の悪態は今はお恥ずかしい限り)
と小学生の頃からいつ家を出て
誰も知らないところで生きていくか、
なんて考えていました。
鬱憤を溜めたり爆発させながら、
逃亡計画は海外へ。
“誰も知らないところへ行きたい病”発動。
15歳海外ピアノ留学作戦撃沈、
18歳カンボジア戦争孤児レポーターになる!と宣言し進路変更虚しく、
とにかくどこでもいいからチャンスを、
と東京に来ました。
誰の世話にもならない代わりに
自由で居たい。
そう思って父には随分悲しませるようなことを言いました。
それでも『泣いたって誰も助けてくれないから、自分で生きていけるようにならないといけない』って思って、
たくさんアルバイトをして
色んな職業や人の生き方に触れ、
カンボジアより今ここでやれることが
まだ山程あると知りました
^_^
そんな中で私の人生を大きく左右することに
なったのは、ある美容総合会社で、
自分のアトピーや外見のコンプレックス、
心の枯渇をエネルギーに変えられる
仕事でした。
18歳当時、
私には信じられない世界がそこにはあって、
『人のためにどうしてそこまで
親身になれるの?』と思ったし、
『どうしてそんなに楽しそうなの?』
と思ったし、
世の中には利用する人とされる人しかいない
と思っていたから
何処かに嘘があるんじゃないかと
思ったけれど、マルチ商法でもなく、
ただただ、お客様からスタッフになった人たちと、誰かのご紹介で綺麗になりたくて来たお客様との楽しそうな会話で毎日サロンは活気に満ちていました。
幼稚園の頃から女子の集団は苦手
だった私ですが、
ここは何やら体育会系の部活のようで、
そしてすごく綺麗なのに
天真爛漫なお姉さんたちをみて、
なんとなくそこに居てみたいとは
思いましたが、明確な憧れはなく、
ただグシャグシャになっていく
顔と首と関節のアトピーが治ればいいや。
そんなスタートでした。
ぶっきらぼうで、笑わなくて、声も低くて、愛想笑いもしない、ふて腐れてて喧嘩腰で、男女構わず理不尽と思うと噛み付く。
皆さん今の私からは想像もつかない!
と仰います。が、そんな私がこっそり
『変わりたい』と思ったのは
この“happiness square”のワークを
この会社の研修でやってみた時のことでした。
『幸福の四角形』
それはフローレンス・シンという人が
提唱した、私たち人間の幸せの定義でした。
その頃はまだ、
怒り以外の感情に自覚がなく、
強いてあるなら驚くことくらいは
瞬間自覚できてw でも『へー』くらいですがw
なんて乏しかったことか。
で、『へー』って思ったんです。
『富、愛、健康、自己実現の4つが満たされた時、人は幸福を感じます』
ていうんです。『へー』のあとに捻くれている当時の私は『勝手に決めるなよ』とすぐ反応していましたがw
実際、そのワークをしてみると、
特に富と自己実現のところに
たくさん偏って期待していることが
ハッキリ分かった反面、
愛も健康もほぼ感知も認知もせず、
それらは私には『ナイ!!』と断言しきっているような始末でした。
愛を口にする人を『けっ。嘘つき』と思って睨め付けるような子だったのでw
人の心の仕組みを知りたくて
在学中に選択科目で心理学の授業も
取ったけれど期待に応えてくれるものでは
ありませんでした。
14歳くらいまでは、
激しく感情に揺さぶられて情緒を乱し、
自分を保てなくなって暴発をする
子供だったので、
『こんな思いをするくらいなら
生まれて来なければよかった』
と暴れたり泣いたり奇声をあげて
発狂するようなことが多くて、
しかもそれを人に知られたくないという
二重の苦しみで、
ただなぜ自分が生まれてきたのか、
理由を知りたかった。
という内向きな理由でした。
今思うと心理学より精神医学や発達心理学、脳科学とEQのことを知りたかったと
結果からみてわかるのですが、
その頃はそんな学問や研究があることすら
知らないので、
『なんで人間には感情があるのか、
苦しいだけなのに』と思って
その答えを心理学の授業に求めたけど、
授業の内容はフロイトからの歴史や
本で読めばわかるような知識で
何も本質に触れず、退屈でした。
だから、まさか自分が20年後に
『愛』だの『尊厳』だの『喜び』だの
『可能性』だのと叫びまくってるとは
1ミクロンも匂いもしなかったのですが(笑)
22年経った今、
この41年を振り返って言えることは
『人生は自由に選び直すことができる。
気付いたその瞬間に。何度でも、何度でも』
私の人生を通じて、それを体験し、
そしてまだその創作の途中で、
まだその人生の創作や
チャレンジをする人の一人だからこそ、
出逢う人達に伝えたいことも、
伝えられることもあります。
キャリアコンサルタントは
その専門分野を持ちます。
私は、人々に内在する『可能性』を
引き出して行くために、
様々な取り組みをしていきます。
方法は山のようにあります。
伝えたいことも山ほどあります。
その1つに、
『happiness square 〜幸福の四角形』
もあります。
それはあくまでも1つの『定義』
でしかないけれど、
確実に『今のあなた自身』を
映す“鏡”になります
それはあくまでも『気付き』
でしかないけれど、
私はそのたった1つの小さな『気付き』から始まって人生は大きく変わりました。
私が開催する『4つの幸せ』は
このフローレンス・シンの『幸福の四角形』を使ってあなたの『気付き』を引き出し、
そしてその気づきを現実に生かすための
道しるべとして、
日本の古来より重んじられた『五徳』
(最近は新一万円札の渋沢栄一さんの“論語と算盤”で仁徳・義徳を重んじるということを、各界の著名人が“成功の秘訣“として公表していらっしゃいます。)
に置き換えながら、
これからあなた自身が
どう行動変容して行くのかを
明確にしていきます。
気軽にご参加ください。
中原美知子
国家資格キャリアコンサルタント
パーソナルビューティーセラピスト