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Fascia Chain Seminar

膵臓と脾臓

2019.11.11 09:56


今回の内容は、


膵臓 と 脾臓 についてです‼️



まず、膵臓と脾臓が



どんな働きをしているのか

見ていきましょう〜


◆膵臓は、


L1〜L2の高さで

腹部の奥深く(胃の背面)に位置し、

膵頭、膵体、膵尾から構成されます。



膵頭は、C字形の十二指腸にはまり込み、

膵尾は、約30°の角度で脾臓近くまで伸びます。

膵臓のイメージは、

NIKE - ナイキ - ですね。

膵尾が右肩上がりです‼︎

そのため、

隣接する胃や腸、脾臓、横隔膜といった

臓器に影響を与えたり、受けたりします。

●役割としては、


ホルモンを分泌する内分泌部と


膵液を分泌する外分泌部を持ちます。



ホルモンは、血糖の調整に働く


・グルカゴン

グリコーゲンをブドウ糖として放出(グリコーゲンの分解)➡︎ 血糖値上昇


・インスリン

細胞内へのブドウ糖の取り込みを促進(グリコーゲン合成)➡︎ 血糖値低下


・ソマトスタチン

グルカゴン、インスリンの分泌を抑制


を分泌します。



膵液は、


1日に約 1 〜 1.5L分泌されます。



膵液の役割は、



栄養素の消化に働き、


胃液(強酸)を

胆汁、膵液(アルカリ性)で中和して

腸粘膜を保護しています。

なので、


膵臓を治療することで、



背部痛や、食後のムカムカ感等の

改善が期待できます‼️


次は、


脾臓についてです。



◆脾臓は、


左下肋部の腹腔内で

第9-11肋骨の高さに位置します。


長さ10-12cm

幅6-7cm

厚さ3-4cm

重さ:150-200g


程度です。


内臓治療は、イメージが大切となります。

必ずイラストを見ながら学習して下さい。

●役割は、


赤脾髄:循環

白脾髄 : 免疫


と役割が異なります。




循環は、


赤血球の寿命は120日程度です。

古くなった赤血球を破壊する のが脾臓で、

破壊された赤血球は、脾静脈を通して肝臓に運ばれます。

この破壊された時に、ビリルビンが作られます。(ビリルビンは、胆汁の原料)



免疫は、


リンパ小節で病原菌と戦う

抗体を形成しています。



※脾臓痛(Wikipedia引用)

脾臓への動脈が未発達な若年などが急激な運動などをすると、脾臓中の血液が一斉に体内に送り出されて一時的な虚血となり、脇腹の痛みとして感じることがある。



そのため、


・風邪を引きやすい、

・怠さがなかなかとれない

・運動後、脇腹が痛くなる


なんて方は脾臓が

疲労している可能性があります。



少しでも、引っかかる方は、

膵臓、脾臓のケアが必要かもしれません‼️


今回は、

膵臓・脾臓についてお話させて頂きました。



内臓治療って

まだまだ浸透はしていませんが、



オステオパシーでは

随分と昔から認められています。



自分の可能性を


治療の幅を


FCSで楽しく伸ばしてみませんか?



不明点、ご質問は、


fascia.chain.seminar@gmail.com


まで、お願いします‼️