膵臓と脾臓
今回の内容は、
膵臓 と 脾臓 についてです‼️
まず、膵臓と脾臓が
どんな働きをしているのか
見ていきましょう〜
◆膵臓は、
L1〜L2の高さで
腹部の奥深く(胃の背面)に位置し、
膵頭、膵体、膵尾から構成されます。
膵頭は、C字形の十二指腸にはまり込み、
膵尾は、約30°の角度で脾臓近くまで伸びます。
膵臓のイメージは、
NIKE - ナイキ - ですね。
膵尾が右肩上がりです‼︎
そのため、
隣接する胃や腸、脾臓、横隔膜といった
臓器に影響を与えたり、受けたりします。
●役割としては、
ホルモンを分泌する内分泌部と
膵液を分泌する外分泌部を持ちます。
ホルモンは、血糖の調整に働く
・グルカゴン
グリコーゲンをブドウ糖として放出(グリコーゲンの分解)➡︎ 血糖値上昇
・インスリン
細胞内へのブドウ糖の取り込みを促進(グリコーゲン合成)➡︎ 血糖値低下
・ソマトスタチン
グルカゴン、インスリンの分泌を抑制
を分泌します。
膵液は、
1日に約 1 〜 1.5L分泌されます。
膵液の役割は、
栄養素の消化に働き、
胃液(強酸)を
胆汁、膵液(アルカリ性)で中和して
腸粘膜を保護しています。
なので、
膵臓を治療することで、
背部痛や、食後のムカムカ感等の
改善が期待できます‼️
次は、
脾臓についてです。
◆脾臓は、
左下肋部の腹腔内で
第9-11肋骨の高さに位置します。
長さ10-12cm
幅6-7cm
厚さ3-4cm
重さ:150-200g
程度です。
内臓治療は、イメージが大切となります。
必ずイラストを見ながら学習して下さい。
●役割は、
赤脾髄:循環
白脾髄 : 免疫
と役割が異なります。
循環は、
赤血球の寿命は120日程度です。
古くなった赤血球を破壊する のが脾臓で、
破壊された赤血球は、脾静脈を通して肝臓に運ばれます。
この破壊された時に、ビリルビンが作られます。(ビリルビンは、胆汁の原料)
免疫は、
リンパ小節で病原菌と戦う
抗体を形成しています。
※脾臓痛(Wikipedia引用)
脾臓への動脈が未発達な若年などが急激な運動などをすると、脾臓中の血液が一斉に体内に送り出されて一時的な虚血となり、脇腹の痛みとして感じることがある。
そのため、
・風邪を引きやすい、
・怠さがなかなかとれない
・運動後、脇腹が痛くなる
なんて方は脾臓が
疲労している可能性があります。
少しでも、引っかかる方は、
膵臓、脾臓のケアが必要かもしれません‼️
今回は、
膵臓・脾臓についてお話させて頂きました。
内臓治療って
まだまだ浸透はしていませんが、
オステオパシーでは
随分と昔から認められています。
自分の可能性を
治療の幅を
FCSで楽しく伸ばしてみませんか?
不明点、ご質問は、
fascia.chain.seminar@gmail.com
まで、お願いします‼️