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Fashion source: Daily Journal

『バスキア展 メイド・イン・ジャパン』へ

2019.11.11 13:36

 午前中セッションをしていた長年のクライアントさんがお暇のようでしたので、私のボイトレ+ランチ+バスキア展もご一緒することになりました。赤坂と六本木の距離は2キロくらいなので、歩いても良かったのですが、赤坂から「ちいばす」に乗って六本木ヒルズへ。そのルートでバスに乗ってみたかったんです。「ちいばす」って都バスよりも、わざとマニアックな道を行ったりするルートになるんです。でも暇なので、どんなに時間がかかっても構いません。赤坂~青山~六本木のルートになっており、きっと昨日の祝賀会ルートみたいなところを通りながら、その間、当然バスノマドワーカーです。かなり作業が進みました。だって、45分もかかったんですから。(笑)

 そして、六本木ヒルズの森美術館に着くと「バスキア展50分待ち」との告知が! 人気なんですね~。また時間ができたので、列に並びながらバスキアについて検索し、YouTubeでもインプットをしてから入場しました。

 バスキアは、Brooklyn生まれ。1980年代には時代の寵児になりながら、27歳の若さでこの世を去りました。落書きのようなアートに社会性とメッセージが込められていて、パワフルな色使いとモチーフ。しかも日本からインスパイアされたような作品も多々残されています。

◎以下の動画、バスキアについてわかりやすいです。

 バスキア展に来る人って、モネ・ルノアール・ゴッホ系のお客様層と全然違いました。年齢層若く、おしゃれな人が多い印象です。特別協賛 株式会社ZOZOとなっているのもあるのでしょうか。

 バスキアが日本にハマっていた頃、私は小学生の頃です。なので、現代アートなわけですが、印象派の絵画とまた違う形で、じっくりと鑑賞してしまう自分がいました。というのも、バスキアは作家になりたいと言っていたほど、文字の人でもあるのです。絵の中にたくさんの言葉と数字が描かれていて、それらにメッセージ性もあるから、何だろうこれは?と見ているほうの想像力も引き出してくれるのです。そういう隠れたメッセージを入れる才能も素晴らしいものでした。

 しかも、私はイラストを描くようになったので、インスパイアされやすくなっているのもあるでしょう。色使いやモチーフなど、気になるものがいっぱいありました! 今回の展覧会は写真を撮ってもいい箇所がいくつもありましたので、バスキアパワーを頂くべく、自撮りしてきました。前澤さんが123億円で買われた絵もありましたよ!

 最後の方の絵にRocketやAlien発見です!

 バスキアは27歳の若さで、薬物過剰摂取により亡くなっています。世の中へバスキアを押し出してくれたアンディ・ウォーホルの死後2年後です。ウォーホルの死によりさらに孤独を深めると共に、ますますヘロインに溺れていったそうなのです。

 ゴッホもそうでしたが、画家になって10年間でその生涯が終わるなんて…。だからこそ、濃度の濃いバスキアの絵にインスパイアされるのかもしれません。かなりの見ごたえな展覧会でした。11/17で終わってしまいますので、お急ぎください!