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『 白銀の墟 玄の月』感想(9)3巻まで読了

2019.11.11 13:00

3巻まで読みました…。



3巻まで読みました…!

(二度も言わんでいい。)





なぁああああ!

ようやく読めたわ!3巻までな!



本屋に予約していましたが、発売の土曜日、そして日曜日は忙しくて読むこと能わず、それでも休憩やら移動の合間、寝る間際に少しずつ読みすすめ、先程ようやく3巻読了。


明日は、4巻を一気に駆け抜ける予定です!



にしても本屋よ、、


忙しかったのかもしれんが、連絡くれなかったので久々に電話を待ちわびたわい…(笑)


土曜日は朝の10時(開店時間)から6時間待つ間、可能性を悶々と考えました。

1、本が本屋にまだ届いてない

2、本屋は忙しくて電話できない

3、本屋は十二国記の販売で忙しい

4、本屋は十二国記の3、4巻のコーナー作りで忙しい

5、本屋は電話するのを忘れている

6、本屋は本の予約があることを忘れている



いやいやまさかわっはっは(^_^;)


とか色々考えて、電話するのもめんどくさくて待ちきれず暇を見て本屋まで足を運んで聞いてみました。


僕「予約してたんですけどありますか?」


本屋「入荷の連絡があったということですね?」


僕「いや連絡はないんですけど発売日なのであるかと思ってきたのですが!」


トコトコ(確認しに行く店員)


「〇〇〇〇(本名)様、十二国記の2冊ですね」



あるやないかああああい!

↑歓喜乱舞



その帰りはあまりに嬉しくて思わず転変しそうなほど足が宙に浮きました。



というわけで、

興奮のままに今のところの感想を書き連ねます。


ネタバレ注意!!!








まず!




今回ようやく阿選の心情の描写がありましたね!



そして、


期待を裏切ってくれた阿選様、、、



1、2巻で完全に阿選麾下に心を寄せていた僕なので、阿選の謀反は何かしら理由が、しかも驍宗に対して実は肯定的な、裏切ってなかった的な理由があっての謀反(という形の行動)であってほしいと願っていましたが、


やはり、謀反は紛れもなく阿選の意志によるものであることが語られていました…



_| ̄|○ il||li




にしても、泰麒の強さ。


すげえな…(・・;)



彼がここまで強かなのは蓬莱に流されたことによるものも大きいのだと思いますが、およそ麒麟という生き物の性質を覆すような疑り深さと周到さ、大胆さですよね。



そして耶利。

あの身のこなしは黄朱という黄海で生きる術を身に着けた者のなせる技であることが分かりました。


さらに、人里離れた黄海で生きる者は、王や麒麟に対して普通の民とは違う感覚で捉えているということも分かりました。


海客とは違いますが、国の理から離れ、一般的な常識や教育を受けない者は、王や麒麟、はたまた天帝に対して絶対的な敬愛の念は抱かないんだなぁ、、



とか思いつつ、、



琅燦…!(●`ε´●)


この人は3巻までだと完全に驍宗裏切り行為を働いたことになりますね。


ファンの方々の予想通り、彼女の言動はあくまで「天の摂理」の追求…?みたいな?


どこまでやればどう動くのかを知りたい、という好奇心や探究心からの行動のようにも見えます。



だからっておめええ、民を苦しめるなよな!(TдT)

いくら見た目が若い乙女でも許さんぞ!



完全に阿選に吹き込んで唆した感じだし、妖魔まで貸し与えているし、全部こいつのせいじゃねぇえか!



はっ、いや待て(・_・;)


琅燦の真意は3巻ではまだ謎です。

柳国の件もそうですが、阿選謀反の向こうにはさらに闇が広がってたり、、


しないか(笑)


4巻まで読んだ方には承知のことだと思いますが、これからドキドキしながら琅燦を見守りたいと思います!



最後に、、



というか語りたいことは山ほどあるけど続きがめちゃんこ読みたいので、さくっと驍宗様について語りたいと思います。



供物の先にいたのは驍宗!!


マジかああああ!


てっきり英章あたりだと思ってました(;´∀`)

いまいち供物が流れていく穴と受け取った人の位置が読めなくて、穴を抜ければ外に出れるぐらいだと思ってたら、ずっとずっと奥底だったようでありますね。



そもそも仙は飢えて死ぬことはないと思っていたので、しかも宝重を持っている驍宗はそれがある限り空腹も凌げるのでは?と思ってました。


陽子も飲まず食わずでも妖魔と戦いながら生き長らえていたし(うろ覚え)、

どこぞの令尹が実父を地下牢に閉じ込めて食べ物も与えていなかったのに仙だから生きのびていた、という話もうろ覚えていたので(『東の海神 西の蒼海』より)、英章たちもそうやって完全に人里離れた場所で隠れている、と思ったりしたんですが、


流石にそこまでの苦行を自分に強いるほどではなかった!(笑)ということですね。



しかしなー、娘が亡くなるほど飢えているのに、示し合わせたわけでもないのに、食べ物を供物として流す…か?(・_・;)


仮になんらかの約束があればその先にいる人へ供物という形で流すのは考えられるけれど、ただの祈りに近い形で食べ物を手放すのがちょっと想像できなかった。。


例えば昔、江戸時代以前、日本も平民は食うにも困るほど困窮していたときに、自分たちの食べ物を道端のお地蔵様に供えて祈る、なんてことはあったのだろうか。


小野先生がこういったお供え物に関する歴史的資料などを元に考えつかれたのなら興味深いですね。参考資料を教えて下さい。





ということで、


ちょっくら4巻読んできます…(^o^;)


1、2、3巻と苦しんで苦しんで苦しんでようやく…!

3巻の最後で光が見えてきたことに胸が高鳴って止まりません( ;∀;)


楽しい!


楽しい!!!


生きててよかった!!!


では4巻に、


行ってきます∠( ゚д゚)/